こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

12月議会が閉会、予算要望・ファミリーサポートセンター事業に関する要望を行いました。

[2010.12.22] -[活動トピックス]

本日で12月議会が終わりました。

学校耐震化の予算など日本共産党も賛成し可決。

大阪府かではじめて制定される「取り立て、見せしめ」の債権管理条例には反対、公務労働を土台から崩し、市民サービスも後退する任期付き職員に関する条例もにも反対しました。

医療生協かわち野から提出された「子宮頸ガン予防のワクチン助成の拡充を求める」請願署名は、日本共産党が紹介議員となり、議会での採択を呼びかけた結果、採択にはいたりませんでしたが、趣旨採択になりました。

八尾市は中学1年から3年までの実施を行うとしていますが、小学校6年への拡充を含め、大きく市を動かすものとなるでしょう!

毎年議会に届けられる「子育て請願」2万人分は、採択が適当の立場は日本共産党。あいかわらず自民・公明・民主など他の会派の皆さんは採択に反対されています。

また、大規模化で深刻な影響が出ている「志紀小学校の増改築を求めるなどの請願署名」は日本共産党のみが採択の立場、自民・公明・民主など他の会派の皆さんは、なんと反対されました!

今回の議会では、他の会派に「議員報酬削減決議」と「住宅フォーム助成制度条例」を考えてほしい、一緒に実現しようと日本共産党から呼びかけました。

2009 デジカメ 5月25日 遊び たんぽぽ 廃屋 025.jpg 

最後に予算要望とファミリーサポート事業の利用中におきた乳児の重大な事故について緊急要望を行いました。

(対応は副市長)

住宅ローンの学習会しました。よかった!

[2010.12.16] -[活動トピックス]

12月15日夜にアリオ前の日本共産党・田中・野沢事務所で”住宅ローン学習会”を行いました。

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金融労連近畿地協の副議長浦野さんから20分ほどお話をしていただき、実際に金利引下げた経験を八尾民商の会員さんから報告をしていただきました。

浦野さんの話より

まず、金融円滑化法と住宅金利問題を銀行の現場からということで、この法律が実施されてから銀行に相談に行った人の95%が返済条件等の変更が実現していること、金融庁がこの法律を一年延長する予定であることが報告されました。

返済が滞りがちのかたや支払いがきわめて困難に陥っている方は、迷わず銀行にいくこと。銀行は誠意を持って対応することが努力義務として課せられていることが強調されました。

同時に住宅ローンの支払いに滞納がない方について、住宅ローンの金利引下げを自信を持って銀行に交渉するようアドバイスがありました。

なぜかというと・・・。

まず、庶民が銀行に預けている預金の利子は0.03%、しかし住宅ローンの利子(金利)は2から3%(もっと高い方もいてますよね。)。まず、この点に庶民感覚としてなんでや!と思ってほしいということでした。

そのうえで、話は進みます。

まず、住宅ローン以外の銀行から中小企業の貸付について考えてみました。優良中小企業への貸し出しは、金利が短期の変動金利の場合0.6%から0.7%。他、1.375%ということです。しかも全国的に貸出残高の減少が起きており、貸し出しダンピングも起きているとか・・・。

この現象が住宅ローンにも起こっているということです。

続いて、変動金利についての住宅ローンの店頭で公表されている金利の設定のしくみの説明がありました。

大手銀行の変動標準金利は短期プライム金利の1.475%に1%をたして2.475%にしているということ。店頭金利を確認すると本当だ!

この店頭金利にたいして、たとえば東京三菱UFJ銀行では、新規貸出金利は、この標準金利より、1%以上引き上げを公表をしているということです。

銀行の住宅ローンの案内のチラシで確認。本当だ書いてある!最大で1.4%下げているやん!

ここに自信を持って交渉をしてほしいということでした。この範囲での引き下げは銀行は準備できているということです。

しかも、庶民感覚でいうと、新規のお客さんには、金利引下げをキャンペーンなどで行っておきながら、古くからの顧客には、従前の金利ですか!!ずるい!!他行に借り換えするぞ!!と思ってしまいます。

ここで実務指導!!

まず、自分の金利を確認(A)

そこから現在取引をしている銀行がどれだけ金利引下げを行っているか確認(B)

(A)-(B)が目標にする金利です。これを目安に交渉を行ってくださいということでした。

けっして、相手を困らせているのではないということを強調されました。

申し出てから結果が出るまでは、銀行によって差があるようです。UFJは早かったでという話やある銀行では2週間で返事をもらったという

経験もだされました。

手数料もさまざまで、5千円から1万円なかには5万円もあるそうです。

他行への借り換えは担保設定から保証料もかかり、今取引をしている銀行での金利を引き下げるほうが絶対に得やな思いました。

しかし、銀行によっては、M銀行では「無理です」とかS信託銀行「他の銀行に聞いてください」と住宅ローンの顧客を他銀行にどうぞ流れてく

ださいというところ

もあります。現在の銀行間の厳しい競争とは無縁のところもあるようですが、かえってこの銀行は大丈夫なのと思ってしまったのは私だけで

しょうか。

現在まだこの状況をご存じない銀行には民商さんから申し入れを行っているそうです。

住宅金融支援機構がなかなか応じないなどまだまだ、課題もありますが、切り開いている状況もうまれているようなのでがんばりましょう。

なによりも、家計の大きな負担である住宅ローン、金利に着目すること、正確な知識でその金利を庶民の立場で銀行に堂々と引き下げを交

渉すること、大事です。

ところで、最後になぜみんなこのことを知らないのかという質問がありました。

「銀行は知られたくないはずです。一般紙には、こんな中身のらないでしょう。なぜなら大手銀行がスポンサーになってますよねえ。こんな情

報載ったら困りますよね。だから大企業でもアメリカでも国民の利益を守る立場でがんばる、民商さんの新聞やあかはた新聞でしか取り上

げていないのでは。あっそうそう、週刊誌の女性自身さんは、とりあげられましたね。」

「民商でよかった!あかはた新聞読んでてよかった!初めて思った?!」という感想もでました。

さっそく、銀行に交渉するという人、一人では不安なので田中ゆうこ市議が一緒に行くなど具体的な相談も行いました。

課題もあるので続編をアップする予定です。

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