こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2025.5.9] -[インフォメーション・活動トピックス]
現在政府は敵基地攻撃能力を保有しアメリカの対中国戦略の最前戦の戦場として沖縄や南西諸島を想定しており、全島避難訓練まで実施しています。
全国では、敵基地攻撃に対する反撃を想定し、自衛隊の強靱化や大型弾薬庫の整備やオスプレイの配備も進んでいます。
この間、八尾空港は土地利用規制法の注視区に指定され監視の対象となりました。国民保護計画のもと、昨年には八尾東部に弾道ミサイルの爆撃を想定した図上訓練も行われています。
自衛隊による土地の買収は、大規模災害を口実とした基地拡張・増配備が目的ではないか、オスプレイの想定はないかなど危惧されます。またそうだとしたら軍事的標的にもなります。
過去、八尾市は議会と共に、自衛隊の基地拡張に伴う土地の売却について、事前協議もせずに強引に推し進める防衛庁に対して厳重な抗議を行い決議もあげています。
八尾市は、土地の売却先にありきではなく、まず自衛隊の基地拡張・増配備についての具体的な内容を自衛隊に求め、市民の前に明らかにすべきです。
日本共産党は戦争の準備ではなく平和の準備を求め、東アジア平和構想など外交提案を行なっています。
[2025.5.9] -[インフォメーション・活動トピックス]
現在、ひし形農地(①)を取り囲むように自衛隊の駐屯地があります。
このひし形農地は民間の地権者と八尾市が所有をしています。
この土地を買収したいと自衛隊から八尾市に依頼があり、八尾市は「全ての地権者が応じたら協議する」と回答しています。
この土地を自衛隊が所有すると現在の活用面積が拡張します。
八尾飛行場のB滑走路(④)につながる誘導路(③)の活用をすると自衛隊駐屯地と八尾飛行場は一体となります。
同時に現在まで倉庫として使われていた格納庫(③)は現在よりも大きな格納庫に建て替え工事を行います。(8月から建設工事着手予定)
令和5年6月議会では「自衛隊が土地を買収したなら大規模災害時の活動拠点として全国から飛来するヘリコプターの駐機場等として、平時には基礎的、基本的な訓練場所やヘリコプターの駐機場等として活用を想定」と答弁がありました。
しかし、自衛隊の本質は災害対応ではありません。 ②へ続く