こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2025.6.15] -[インフォメーション・活動トピックス]
13日(金)に万博遠足での熱中症対策について、教育委員会の姿勢を正しました。あまりにも認識が甘く、危機意識が低すぎるからです。
現に、2023年(R5年)に小学校1年生の児童が遠足中に重い熱中症になっており、学校学校や教育委員会の対応をめぐり訴訟が起きています。
本来、八尾市は二度と遠足行事で行事で熱中症が起きないように教育委員会として最善を尽くすことが求められています。
ところが、裁判で本人がお水を希望しているのに水分を与えなかったことを正当化し、教育的指導だと抗弁しています。
あまりにも熱中症に対する認識の甘さ、危機管理意識の低さを感じざる得ません。
私は、千葉県市原市教育委員会が、行事などの際に暑さ指数が厳重警戒になれば学校長が行事の是非を検討するよう教育委員会として指針を設けていることを紹介し、八尾市教育委員会もすぐにでもその立場をとるよう求めました。
ところが、学校が各種数値を参考にして判断すると各学校任せにする答弁に終始しました。
みなさん、運動部の部活の時は、31度を超えると部活の中止や軽減など指針が設けられています。これを聞いたらほっとしませんか。(それでも不安なことは多いですが)
八尾市では、学校行事での指針が設けられていません。
週明けの明日、月曜日から小学校低学年を含め続々と引き続き万博遠足が実施されます。
急に暑くなります。暑さ指数の厳重警戒(28以上)ごえも予想されます。
八尾市教育委員会は指針を示さず、個々の学校で判断と無責任な姿勢です。
学校に対し暑さ指数が厳重警戒を超える時には必ず遠足の可否を検討してほしいと伝えましょう。
そして、急に暑くなること、低学年には負担が大ききことも一緒に検討するよう求めましょう。
熱中症は命に関わる問題です。
そして、遠足が中止になっても、学校から子どもと親の分のチケットが配布されます。
万博に子どもを行かせたいご家庭も後からご家族でゆっくり無料で行くことができます。もちろん欠席者に対してもです。
なので、現段階でも570人以上の欠席者がいます。
今回の個人質問で、熱中症から子どもの命をもまる行動が必要だと痛感したのでお伝えしたいと思います。何かが起きないために!