こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

6月議会を終えて 平和への想い、しょぼい国の交付金、そして維新の問題で議長が遺憾表明

[2025.7.4] -[インフォメーション]

歴史的な参議院選挙の告示が3日。そして八尾市議会6月議会が4日に終了しました。

戦争遺跡の保存活用と万博遠足の熱中症問題の個人質問から始まり、最終本会議は八尾市議会の維新会派による一連の不祥事に対して議長が最後の挨拶で議会の相違として遺憾の意を表明しました。

 

平和の問題では、八尾にある戦争遺跡を保存活用してほしいという請願が市民から提出され、日本共産党は紹介議員として議会での採択に向けて賛成討論も行いましたが、残念ながら賛成は我が党だけで不採択となりました。

 

しかし、過日の私の個人質問では、戦争遺跡をなぜ保存活用を望むのか、それは平和への想いにあり市長はその思いをどう受け止めるのか問いかけると受け止めたいとの答弁がありました。この請願行動が今後議会と市政を動かしていくものと確信をしています。

 

八尾市内の戦争施設は10ヶ所。

 

垣内の掩体壕は全国的にも有名です。

 

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まもなく、個人質問の動画もアップされる予定です。

 

そして、国の臨時交付金は、市民一人当たり370円のしょぼい交付金を活用した9月ごろのペイペイで買い物した時だけ(中小店のみ)に特典が若干付く追加補正が提案。

 

反対はしませんでしたが、あまりにももしょぼさに、ばらまきにも値しないと指摘。庶民の懐を暖めるのは消費税減税しかないこと、100億円ある基金も活用して水道料金の無償化を引き続き求めました。

 

最終本会議の最後には、議長から議会の総意を代表して、維新の会派での不祥事について議長から遺憾の意が表明されました。

 

お酒を飲んで石川県知事に面会したことに対し、副議長と総務の委員長を問題の議員が辞職をし、交代が行われました。当然のことです。

 

しかし、この問題はすでに起きていたことであり、今回週刊誌等で報道され明らかになりました。起きた時点では組織として口頭厳重注意にとどまっており、そのままフタをし知らんふりで今日に至ったわけです。そのことに対しても腹ただしい想いでいっぱいです。表に出なければ何もなかったことにしていたわけです。

 

引き続きハラスメントの問題にも取り組む必要があると日本共産党は考えています。内閣府の政治的分野のハラスメントについて全国調査も行われ、やったらあかん!例示集にばっちし当てはまる事態が起きていました。

 

とりわけマタハラは許されるものではありません。女性の政治参加が世界的にも遅れており、そのためにジェンダーギャップ指数も世界最低レベルになっているのです。

 

私は議員となってから4回妊娠出産を繰り返しました。しかし、マタハラなどは受けたことはありません。日本共産党という組織に守られ、また八尾市議会も受け止めていただいたからです。今では産休規定もできています。維新という組織のあり方そのものに問題があるのでは思います。しかし、実際議会で起きていることなので、議会として二度とこのようなことを起こさないための努力が必要です。全国ではハラスメント条例もあります。検討をすべきです。

 

今日の最終本会議の議長の言葉はその通り!という思いを持って聞かせていただきました。八尾市議会の信用が傷つけられ、それをどう取り戻していくのか、地道な努力が」必要になってくると思います。

 

さあ、今から選挙に専念だ!