こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

八尾市の学校給食にも汚染米の影響が・・・

[2008.9.26] -[活動トピックス]

 学校教育部長からの報告によると、学校給食に納品された、すぐる食品(株)製造のたまご製品の一部に、島田化学工業(株)が製造した「事故米(かび米)」を原料とした「でん粉」が一部含まれていた可能性があることが判明したということです。期間は平成15年9月1日から平成19年11月30日。

 「 大量生産が前提の民間委託では、加工食品や冷凍食品が使われることも多く、今回のような事件が起きかねない。」「「安全が制が特に求められる学校給食は、安全な日本の米が使われるべき。農民には減反を強制しながら、給食には汚染された輸入米が使われていたわけで、流通管理責任を果たすべき政府に強い憤りを感じる」「汚染米が入ったののは、加工食品を学校給食に持ち込んだから。地元産の農産物で食材をつくる地産地消や産直などの自校方式でやっておれば、こんな事件は防げた。そういう意味では教育行政の責任も大きい。」(しんぶん赤旗9.24付けより)
 八尾市の学校給食も民間委託となっています。教育行政の責任という点でもこの問題を考える必要がありそうです。それとやはり今回の事件については、企業の社会的責任はもちろん、それを結果として見逃した農水省の責任も重大です。事件の背景には不要なミニマムアクセス米をノルマとして輸入し続け、コメの国内流通を原則自由化してしまった政府の食料政策があります。この事件から学んで、コメ輸入を中止するなど、食料政策の抜本的改革が急務です。さらに、しんぶんを読んでいると、「輸入麦にも同じ構図があるということが明らかになりつつある・」・・としんぶん赤旗(9月23日10面くらし・家庭)にのっていました。あー何を信じて食べたらいいんでしょうか。妊娠中は極力添加物をさけようと、なるべく手作りや食材選びにも気を遣っていたけど、今はもう解放気分でかなりいい加減になっています。でもまだ授乳しているし、子どもたちもまだ成長していくし、上の子は学校給食を食べているし、これは深刻な問題ですね。でも正直言って、食の問題って、大きすぎてすぐにも解決しそうにもないし、考えるのがしんどいんですよね。しかしそうもいってられないのでとりあえず、10月4日の農業と食の安全にかんする集会でしっかり聞いて、できることからはやっていこうと思います。みなさんも来てくださいね!