こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2008.10.8] -[活動トピックス]
今日はこの前の日曜日が雨だったために、きょうが小学校の運動会でした。今年入学をした長女の初めての運動会!!合間をぬって見に行きました。ドラえもんのおどりにかけっこなど、保育園の時とはまたひと味違った学童らしい動きに感心!ところで、長女の通う長池小学校、私も通っていました。(29年前か)実はそのときから校舎、体育館が変わりません。大事に、長く、建物を使っていくことは必要ですが、心配なのが耐震性。八尾市内の小中学校の耐震診断・耐震補強の実施状況についてはまた追ってお知らせします。
ちなみに、今回の9月の議会では、小中学校の体育館の耐震診断がすべてするための予算がようやく提案されました。今真っ先にすべき公共工事は、学校校舎など子どもたちの通う施設の耐震補強ではないでしょうか。小学校に行くたびに思います。だって本当に古くて、当時のまんますぎるもん!
臨時の教育委員会議が開かれ、学力テストの分析結果報告と公表のあり方について議論されました。結果は非常に残念ながら、平均正答率、つまり平均点を公開すると言うことです。詳しくは、八尾市のホームページにもでるということです。
傍聴した人に感想を聞いてみると、
「昨年は、競争と序列化が懸念されるからと市全体の平均点の公開はしなかった。しかし、今年は市民の関心が高いからと公表。競争や序列化は望ましくないから学校別の公表はしてはいけないといっていたが、どこまでその立場に本当に立つ気があるのか、どんどん後退しているという感じだ。」
「学力テストの分析といいながら、その背景にある家庭の事情、例えば、雇用の破壊の中、余裕なく働くなかで、家庭学習ができづらい状況。貧困の広がりの中で、三度の食事すらままならなず、給食が唯一安定した食事であるとか、八尾市による国民健康証のとりあげが、子どもにまでおよび、病院にも行けない現状があるなど、市教委は、現場を通じてつかんでいるはずだ。そんな現状を併せて考ええた分析は一切されず、報告もなかった。」
「本当にすべての子どもたちの学力向上のためには、テストの平均点の公開で競争をあおり、子どもたちを追い詰めることではなく、少人数学級だ、しかし、委員からはそんな声はでなかった。非常に残念だ。」
あす、この件に関して、詳しい中身を手に入れることができるのでまたお知らせします。私は、小学校の運動会が重なっていたので、傍聴にはいけませんでしたが、この話を聞いて、何となく悲しくて気落ちしてしましました。でも、これからですよね、この問題みなさん一緒に考えていきましょうね。