こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2013.10.10] -[くらし・労働なんでも相談]
自立支援医療(精神通院)とは、精神通院の指定を受けている医療機関に通院をすると、医療費助成が受けられる制度です。
八尾市には、27ほどの指定医療機関があります。
この自立支援医療(精神通院)を受けている方で、65歳以上の方は、内科など他の医療機関での医療費もも大幅に減額(一回500円)される制度があります。
所得制限があります。(でも、それほど厳しくありません 主観)
なお、特定疾患や結核の方で65才以上の方も、この制度を利用することができます。
この制度は大阪府の福祉医療制度の老人医療助成制度です。
この老人医療制度は、申請主義でしかも周知徹底されておらず、利用者が少ない状況だと考えられます。
今回私も初めてこの制度を知りました。
八尾市には国保の一部負担減免制度といって、70歳までの方には、一年間で半年分医療費が無料になる制度があります。(来年4月には改悪予定)
しかし、70歳をすぎると医療費を減額する制度がなく困っていました。
今回の精神通院の老人医療制度は、限られた人が対象であっても、周知徹底すれば医療費負担に苦しむ人に大きな前進があるのではないでしょうか。
とりわけ認知症の方で指定医療機関に通院し、自立支援医療(精神通院)の手続きをとれば、他の医療機関で内科や外科を受けたときも医療費が大幅に減額されるではありませんか。
認知症で医療費の助成を受けることができる可能性があります。
認知症で障害者手帳(精神)を取れても、医療費助成は受けることはできませんが、この老人医療の制度なら可能性があるということです。