こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2013.12.10] -[活動トピックス]
昨日の12月9日(月)の文教常任委員会で山本・安中地域の幼保一体化計画の請願署名・子育て支援の請願署名が審査され、議会としてこの請願を採択するか、不採択にするか審査されました。
(なお、議会としての最終態度は12月20日の最終本会議で採決されます。)
昨日は、遅くまで傍聴されたみなさん、お疲れ様でした。
さて、4時前から始まった審査・・・。
まず、幼保一体化計画の請願署名(1万5千筆)から始まりました。
冒頭に、紹介議員を代表しておち議員が請願者からのお手紙を紹介、読み上げました。
市の説明がコロコロ変わること、なぜ一体化するのか納得できないこと、この計画を撤回、見直してほしいこと・・・。
そして、市役所内部で密室でつくられた「八尾市内のすべての公立保育所と幼稚園を全廃し、認定こども園を作っていくことについて」、専門家の知見と市民的論議をおこない見直して欲しいことが語られました。
この請願署名に対して意見を表明する場となるのですが、ところが日本共産党(私と杉本議員)以外の議員さんはほぼ黙して語らず!
この計画に保護者アンケートでは市の説明に100%が納得をしておらず、90%を超える人新施設に預けたくないと思っている・・・。
保育の主人公は子ども達です。その保育をつくりだすのは現場の保育士・保護者です。
その保護者が100%納得をしていないのに、この計画をゴリ押ししていこうとする市長の態度に対する市民の思いを議会がどう受け止めるのかが注目されました。
自民(吉村わさじ議員)無発言。
公明(西田議員)無発言。
市民ネット(大星議員)発言するものの、基本的には請願署名の中身を否定し、市長と教育長の立場。
維新(前田議員)発言はするが、山本幼稚園の工事に伴う発言が中心。
ひどいですね、市民から1万5千筆もの請願署名が託されているのに、反対理由も市民に説明をせずに幕引きをはかる・・・。
言論の府である議会あるまじき行為、市民の請願署名に真摯に向き合うべきです!
日本共産党のみが発言を行う、本当に嫌な雰囲気の委員会でした。
最後に市長と教育長に見解を問いただしたら、”計画は撤回しません””全体計画は市民的論議をおこなう”でした。
議会と市長は二元代表制で、議会での請願署名の採択決議は市長に対して絶大な力を持ちます。
今こそ、議会のチェック機能を・・・。
しかし残念ながら結果は
請願採択(賛成)
共産党(田中・杉本)
請願不採択(反対)
自民(吉村)
公明(西田)
市民ネット(大星)
維新(前田)
敬称略
となりました。(最終結果は最終本会議で)
なお、子育て支援の請願署名は9項目のうち、乳幼児医療助成制度拡充の請願項目は採択となりました。
経過
賛成 共産(田中・杉本)維新(前田)
反対 自民(吉村)公明(西田)市民ネット(大星)
賛成・反対同数となったので、委員長判断となりました。
自民・新風の田中委員長は「賛成です。採択を適当と考えます。」とし採択にいたりました。
やった^ね!
つぎは、当日の審査の中身から明らかになった問題点などお知らせします。