こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

議員団主催の学習会 ご参加ありがとうございました。とっても勉強になりました!

[2014.7.13] -[活動トピックス]

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無事終わりました。

元保健室の先生 松尾さんから保健室から見た子供の姿が報告。まず、松尾先生が出演したテレビ番組のDVDを見ました。

深刻な家庭や子供たちの事例を報告。貧困が広がる中、特別な家庭の問題ではなく、子どもたちが社会の矛盾、家庭の経済的等のストレスを抱え、学校に体を運ぶが、心がついてこない実態を報告。

また、その子供を受け止めるべき学校が、教師の多忙化や競争、選別の教育の激化など、教室での子どもの居場所がなかなか見つけられず、保健室が最後の砦になっている現状を訴えました。

また、お弁当を持っていくことができず、(食材が購入できないため)トイレにこもっていた生徒担任が見つけ、パンの購入する手立てをした経験など報告しました。

また、学校だけでの対応の限界も指摘。”学校は社会のカナリヤである”その学校を通じて、社会のあり方を大人が問う必要があるし、目の前にある子供の問題に家庭・学校・行政が子育てを公的責任を土台にしてで支えていく重要性を訴えられました。

元府立高校の槙野先生からは、高校での現場の状況を報告。

困難は多いが、教師集団で生徒を受け止め、そして期待をしていく大切さを訴えました。

競争教育の中で、新しい知識を広げ、身につけていくことの興奮、楽しさなどが奪われがちだか、その気持ちを大切にした教育が必要であり、子どもや教育をとりまく社会や政治に正面から取り組むことの重要性が報告されました。

フロアー発言では、

生活と健康を守る会から、就学援助の拡充を求める運動に取り組んできた歴史を報告。また、給食費の無料化をしている自治体が広がっていることに触れ、待ち望まれている施策であると訴えました。

保育雨運動に取り組んでいる保護者からは、子ども子育て新制度なひどい中身そのための学習会を26日に開催することを報告。

また、PTAの会長を務めた経験からし、学校の現状の大変さを実感し、35人学級の拡充や全員で食べる中学校給食の実現や普通教室へのクーラーの設置などの緊急性を訴えました。

小学校の先生からは、「子どもたちは、ランドセルにいっぱい家庭の事情や思いをつめて学校に来る」と学校だけでない子どもの生活全体を見ることを大切にしていることを報告。気になる子供がやっぱりいてることや、学校に来るとイキイキする子がいてること、やっぱり学校は子供にとってなくてはならないところであるべきだと実感していることが報告されました。

教師の多忙化や人手不足も語られ、学習の進度も難度の急激に進み、新一年生がすでに算数で苦戦し、先生が「二年になったらわかるよ」と励ましながら、矛盾を感じていることなど語られました。

養護施設の職員さんからも報告があり、施設入所する子供たちやその家庭の状況が変わってきており、親が安定して生活できないなど社会状況が大きく影響していると報告。また、潜在的な措置が必要な子供への対応がいま必要であると訴えました。

最後に、この間子ども署名実行委員会が立ち上がり、9月議会に向けて教育条件子育て支援の充実を求める署名活動に取り組もういう運動が広がっていることが報告され、学びながら子供とお父さんお母さんに共に寄り添って頑張ろうと訴えがありました。

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約50人の参加でした。学ばしてもらいました。

右手前が松尾さん、その後ろが槙野さんです。フロアー発言も良かったです。