こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

子ども署名のつどい パート2 9月議会の状況 

[2014.9.7] -[活動トピックス]

現在の八尾の状況が報告されました。

八尾市では、株式会社の認可保育園があり、人件費比率が社会福祉法人の認可園の平均より10%低いことや、電車の高架下に分園が設置されおり、この動きを広げてはなりません。

また、認可外保育所の死亡事故率は、認可保育所の20倍になることや、今回の規制緩和によって、高いビルへ保育園の設置がしやすくなり、屋外避難経路の設置も義務付けになりません。

現在でも、八尾市では西武の屋上に分園がありますが、(避難経路あり)この規制緩和によって、テナントビルの最上階でも避難経路なしでも大丈夫になってしまいます。

また、新制度に関わる条例をつくるときは、市民の意見を聞くと言うことで、本来パブリックコメントが必要です。

ところが八尾市は、当初パブコメを予定しておきながら、急きょ中止としてしまいました。

これについても、広く市民意見を聞く立場が必要であるということで、勝手にパブコメを実施し、現在100通以上集まっています。

学童保育については、面積基準が一人当たり1.65m2は、乳児の基準と同じで畳一畳分であり、保育所の1歳児から5歳児でも1.98m2であり、問題です。

現在、八尾市でおこなわれている説明会では、せいぜい見積もっても子育て世帯(就学前児童が1万2千人)の4%ほどしか行き届きません。もっと説明会を持つべきです。

待機児童解消は、認可保育園でと言う願いに対して、市の説明会では、「地域型保育事業は積極的に活用しない方向」が示されています。

八尾市は、来年度の保育所の定員を460人増やします。昨年の290人合わせて750人増えています。これは、いまだかつてない定員増であり、保育運動の果たしてきた役割が非常に大

きい。今回の署名も全力でがんばろう。