こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.3.25] -[活動トピックス]
改選前の最終本会議が終わりました。
日本共産党は、市長が提案した当初予算(改選前なので骨格予算)に対して、市民の運動が反映された前進面は残しつつ、市民にとって必要のないもの、あってはならないものを削除し、切実な要求を盛り込んだ、組み換え予算案を動議として提出しました。
残すべき前進面
学校校舎耐震化(これで100%へ)
認可保育所の定員増
こども医療助成制度の中学校卒業まで拡充 などなど
削除
人権同和関係予算
共通番号制の整備に関する予算などなど
新たに盛り込むべきもの
国保料の引き下げ
介護保険料の引き下げ(非課税まで据え置き)
少人数学級を小学校3年、中学校1年
就学援助の改悪撤回
龍華の新図書館を指定管理者から直営に戻すための予算
だいたい7億円ほど必要ですが、留保財源14億円と財政調整基金の38億円の活用を提案しました。
残念ながら他の会派がこの動議に賛成しなかったので成立しませんでした。
後ろで、「市長の予算に反対してもいいの!?」とさかんにやじがありました。
共産党が独自候補擁立を見送り、現職市長を自主支援するので、そのことを指してでしょうか?
共産党の市長選挙への対応は、維新政治を持ち込ませないという一点であり、そのことを持って現職市長になんでも賛成になるわけがありません。前進面は認めながら、批判すべきものはチェックする、これが本来の議会のあり方です。
維新政治を八尾市政に持ち込ませないのは、維新政治は自らの野望のために憲法も地方自治法も民主主義も踏みにじり、行きゆく果てはカジノで巨大開発だからです。そんな勢力に八尾市政を牛耳らせるわけにはいきません。
それと同時に問われているのは、維新政治を八尾に持ち込ませいのはなぜか、反維新の理念と政策をどう八尾市政に反映させていくのかそこが今後問われてくることではないでしょうか。
その他、介護保険料の値上げや介護報酬、法改悪の具体化となる条例や予算への反対討論。
図書館の指定管理者の指定の件に反対をする討論
介護保険料の値上げをストップの請願署名の議会での採択に賛成を呼びかける討論など行いました。