こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.5.27] -[活動トピックス]
6月議会が23日に召集され、公立幼稚園の保育料の大幅値上げを含む議案と27億円の追加補正予算が市長から本会議(6月8日)に提案されます。市政運営方針も報告されます。
それを受けて、各会派が10日と11日に、市長の政治姿勢を問う代表質問を。(日本共産党は10日の二番目)15日(16日予備日)には、個人質問を行う予定です。
今回の市長提案では、日本共産党が取り上げていた、「八尾市でのお産難民」の問題に対し、切れ目ない支援ととして、すべての妊婦さんの相談にのる助産師さんの配置など、前進面もありますが、数々の重大な問題があります。
今回の最大の問題は公立幼稚園の保育料の大幅値上げと”幼保一体化の全体像”にもとづく具体的な検討の中身です。
公立幼稚園の保育料の値上げは、幼児教育無償化の流れに逆行し、何よりも、三歳児保育を実施したり、中身の変化はないにもかかわらず、保育料だけは二倍以上の値上げがなされ、現在、減免制度で無料だった世帯も保育料が課せられてきます。
この議案の審議は、6月23日の文教常任委員会で審査され、7月10日の最終本会議で議会での賛成多数になると、来年から実施されてしまうことになります。
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もうひとつが、”幼保一体化の全体像”にもとづく具体的な検討についてです。
この6月議会に、全体像が示すと言われてきましたが、その作成にあったっては、またもや庁内だけで行い、議事録も示されず、子ども不在で、保護者や現場や専門家不在の作成が行われてきました。
しかも、、事前の議員への学習会で示された内全体像の具体化の中身は、平成31年までには、原則公立保育所と公立幼稚園をなくしてしまい、(ふたつの保育所は2年間延長)5つの中学校区に公立の認定こども園を作るというものです。15の中学校区には、公立保育所も公立幼稚園も皆無になっていしまいます。まだまだ問題点は多々あります。
この資料を23日の文教常任員会に提出するつもりだそうですが、、こんな中身が公表されれば、市民や現場で混乱が起きるのではないかとむしろ危惧をします。
代表質問や個人質問でこの問題を日本共産党は扱う予定なのです。