こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.8.14] -[活動トピックス]
長池小学校区の小畑町を東西に走る道路(萱振・福万寺線)は、交通量が多いのに、700mの距離に押しボタン信号機が一つしかありません。
ここの道を横断しないと小学校にも通えない通学路にもなっています。
この道に、信号機を設置して、子供たちの安全をと子育て中のお母さんが中心となって署名付き要望書を集められました。
近所の人に署名をお願いしたり、職場の人にもお願いしたり、保育園や小学校のママ友つながりなどなど・・・。
「昔から言うてるけどつかへんねん。がんばって」「子供のためにぜひ!」「一緒に近所歩くわ」など切実な要求が伝わってきました。
13日、八尾警察にこの要望書名をたずさえて、三人の男の子とママと私で行きました。
お盆の時期の警察って、免許の切り替えなどで混雑気味。(知らなかった!)
駐車場空くのを待つこと30分。
ようやく担当の職員さんと会えました。
事前に、現場も見ていただき、本部の感触もつかんでいただいていたようで・・・。
「現場見てきました。確かに、信号機があったらいいなあというところです。」「しかし、現在大阪府は、信号機の維持管理に予算がたくさんかかっていて、信号機の新設は、抑制しています。」「最近付いた信号機も7年かかったんですよ。」
えー!信号機の設置は簡単にはいかないとは思っていたけど、状況はさらに悪くなっているのでは・・・?!
「子どもたちが危ないのでよろしくお願いします。たくさん署名を集めました。」(お母さん、私)
「署名もつけて、本部に送ります。9月の新学期に入ったら交通量調査にはいりますね。」(担当職員さん)
さらに、最近の社会状況からお祭りの時の警察の配備もほとんどやめていると言うことも聞かされました。
事件に対応ができなくなるらしくて・・・。市役所も権限委譲など業務も増え、人手不足だけど警察も大変だ・・・。
お話がひととおり終わったあと、最後のお母さん。警察署ではしゃいでいた三人の男の子達を呼んできて、「おまわりさん、いってやってください。お母さんのゆうこと聞かなかったら、逮捕するぞって!」
担当職員さんは「男の子は、元気が一番やね。」と笑っていました。
その足で、市役所に行って、交通対策の点から要望をし、教育委員会に行って、信号機がない段階での通学路の安全対策を求めました。
とりわけ、信号のない横断歩道の通学路の安全対策は、学校や地域のボランティアでは限界があります。
予算をつけて交通安全対策員などの設置が必要ではと思います。とりわけこんなに信号機の設置に時間がかかるのなら・・・。
八尾北高校の交差点から北山本交差点に抜ける東西の道。小畑町を横切ります。
信号機のない横断歩道。ここを渡らないと小学校に行けません。