こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.10.21] -[活動トピックス]
一回目が17日に青少年センターで80人ほど参加で、2回目が今日(21日)で桂の青少年会館で11人ほどの参加で行われました。
客観的な報告をまずしたいと思います。
一回目の説明会(青少年センター)
説明会は一時間、そのうち40分は説明に終始。これから質疑応答です。
質問が始まりました。
Q 自転車通園のことで、安全確保について。親御さんが自転車に乗れない場合は?保育所希望の人も半数なので自転車や自動車歩行者が混在で安全か?
A 通園の安全や確保について、緊急のお迎えについては、子どもを園に預かっておく。
認定こども園は、駐車場と駐輪場の整備をするので、歩行者、自転車、自動車が混在しても安全。
遠方の人は遠回りしてないか検証してもらう。
Q なぜ認定こども園なのか?デメリットは?
認定こども園は、素晴らしい施設。小学校の就学に対応できるし、国も推進している。
デメリットは在園児の転園による環境の変化。先生がよりそい、なぐさめる。
Q 市民のニーズがあるのか。
A 市民は必要だと思っていると思う。
Q パブリックコメントをどう受けとめているのか。パブリックコメントをとるときは、こっそり。やっと説明会。しかもパブコミの意見どう処理されたのかきちんと説明しなさい。
民間の認定こども園はどこまでやってくれるのか。医療ケアの必要なこどもは、民間でも受け入れてもらえるのか?
A パブコミについて、一昨年方針を出しリーディング施設の説明会をした。全体像示せなかったこと、待機児童もあったことが理解を得られなかった原因だと考えている。
今回の素案を公表し、市民意見募集を行った。施設規模や通園距離などの不安がでてました。(件数も答えずあまりにも乱暴な答弁に怒りだす保護者も。)
民間の認定こども園について在宅支援はやる。
小学校一年生の接続については、教育、保育内容を検討してきた。看護師の配置は、公立保育園と一緒。民間については、保育園で9施設配置。更なる推進に努めていく。
Q パブリックコメントは、公立幼稚園や保育所を残してほしいでした。選択権を奪っている。
Q 認定こども園は、1時半に帰りの会をするけど保育所の子はまだ帰らない。涙声。
A 認定こども園は、保育所と幼稚園機能をあわせもつ。保育所の施設はなくなるが、機能はある無くなるわけではない。(どっちも無くなるで!とやじの声)
帰りの会については、気持ちの区切りをつけるために必要。(こわーいと会場から口々にヤジ。)
Q なんでこんなひどいことするのか教えてほしい。
A パブコミは公立幼稚園や保育所を残してほしいは約200件あった。でも保育所も幼稚園も建物は無くなるが、機能は引き継ぐ。この計画に書いてあるとおりです。
小学校の接続については、アンケートもとって手引きを作った。それを実践するのが、認定こども園。
Q 今までやって来た保育所をなんで全部無くすのですか。あまりにも乱暴。
A 保育所と幼稚園のいいところが認定こども園なので問題ありません。幼稚園児が減っている。幼稚園公立幼稚園の予算と保育所の予算を大幅に削減できるのがこの計画。しかも、幼稚園の敷地は400倍になるんですよ。すばらしいでしょ。
Q 少子化が進んでいると言いますが、施設が増えたら子どもも増えます!!
Q 岸和田市では3才児保育で公立幼稚園の生き残りを図る。八尾市はその逆。
A 公立幼稚園での単数クラスでは、先生同士の交流や相談ができないなど限界がある。集団保育の限界が見えている。休園措置や認定こども園化が必要。
Q 結論ありきの説明会ではないのでしょうか。国会の公聴会とおんなじでんな。認定こども園の説明が公立、民間ごっちゃに説明。公立を17作りなさい。私の孫が他府県の認定こども園に行っているが、保育の子は少数で集団保育が引き継がれていない。矛盾が生まれている。
Q 民間保育所は市が充分関与している。民間の認定こども園へも場合によっては、関与していく。公立を17作る必要はない。5つで十分。
Q 最初から聞いているけど、答えをもらっていない。場所にしても未定。すべてにおいて不安。
A 用地については、今進行中。相手があることなので。
平成28年度までの確保し、間に合わせたい。
Q 施設規模と配置基準。乳児。243人の公立認定こども園の配置基準は、30対1。帰る子もいる。だから副担が入る。つまり15対1。強化では無いとの指摘。
Q 公立の認定こども園が5施設の根拠。高安ではとても遠くなる。
Q 窓口で遠くの公立が嫌なら私立に行ってくださいと言われている。説明会も不十分です。答弁。五つの公立のA 公立の認定こども園が5つなのは、民間を考慮して決めた。子どもが大量に増えたら修正。
既存施設の施設活用については、どうせ、いずれ近い将来立て替えが必要。近い将来。
公立幼稚園については、学童保育の使用の検討。
A 民間の協力なしでは待機児童解消出来ない。民間と協力するため認定こども園は公立は五つ。(?)
Q 保育所希望者は、公立の認定こども園5ヶ所は必ず遠くなる。子どもの推計数が減っているのは、この計画を実施すると八尾市から子育て世代が逃げ出すと見込んでいるのか?
今の保育所でも短時間長時間保育がバラバラになっている。この差でも子どもには影響が出ている。大人が子どもに区別を作ったらあかん。
A 子どもの数の推計や確保量については、アンケート調査の結果。通園距離についての不安は、パブコミでもあった。駐輪場と駐車場を作る。それでも無理な人は、民間に行ってください。民間はバス出ます。
Q 公立に預けたい。選択肢を奪わないで。
A 公立ですべてを担えない。
公立を大幅に減らすので、財源が浮く。職員数も減らせる。認定こども園は国の補助金を使う。保育所の跡地は貸し付け等収入源。幼稚園は学童の活用などに。
Q 中学校区で1つというなら、公立ですべて作るべきでは。この説明会は、なんのためなんでしょうか。認定こども園は、やっぱり苦労している。公立保育の先生も苦労している。今一生懸命やっている。仕事をしながら子どもを育てるには、祖父母にたよるしかない。遠くなるのは困る。せめてバスだすとかしてほしい。(涙声)
A 公立を削減をして民間にゆだねる。問題ない。認定こども園は、保育と教育の質を高める。認定こども園は保育教諭になる。研修も受ける。一番苦労するのは、現場の先生。子どものために頑張っている。いいもの作っていきます。(by部長)。国や民間会社のアンケートでも、みんないいといっている。
※ちなみに八尾市の実施したアンケート調査では、保育所と幼稚園に対して「満足」という答えが圧倒的でした。
説明会終わりましたー。時間返してという声が。
二回目の説明会(桂青少年会館)
質問。待機児童がでているのに、西郡保育所の2才児がゼロ募集になっている件について。
答弁。認定こども園化のために、人数調整。
質問。西郡が認定こども園なったら待機児童が解消するのか?
答弁。保育所は平成27年度は待機児童が19人。入所枠を増やす計画を予定している。すべてのかたの入所が確保できる。保育所の希望は4つ書けるので公民で調整する。
質問。もう入れると考えていいいんですね。
答弁。その通りです。しかも認定こども園は、共働きでなくても入れますよ。
これは、事実と違うので、質問が相次ぐ。
保育所に申し込んでもはいれない子は何人いるのか。
138人。この人数のうち0、1、2歳は、128人。来年度は、374人定員を増やすが、0.1.2.歳児の受け入れは69人。つまり、全員は入れないことが明らかになりました。
しかも、定員外入所は330人もいており、これについても平成31年度までには解消しなければならないということでした。
質問。公立の認定こども園はなぜ五つですか?
答弁。民間を優先。その残りが公立。ただ変化があれば変更。
質問。公立の施設が増える可能性は?
答弁。はいれない子供がいれば必要。
質問。公立と民間差はないのか?各中学校区で公立が必要では?
答弁。公立は教育保育の拠点となる。民間公立ともに充実したい。
質問。この計画では、待機児童が解消とされない。誰の意見を反映したのか、保育料も上がって、大規模化は質の低下。しかも遠くなったら更に大変になる。負担ばかり。議事録を公開してください。司会に要望。変な繰り返しで時間を潰さないで欲しい。
答弁。リーディング施設のときに意見を聞いた。集いの広場など意見交換した。リーディングの説明会の時に、在園の親よりも就園前の保護者に意見を聞いたほうがいいと言われたのでやったまで。これらの意見で素案を作った。市民意見募集の意見は、リーディングのときと同じ意見が多かった。変更する必要がなかった。会議録は、概要としてホームページにあげたい。
質問。就園前の子どもの意見を聞いたと言ったが、公立の保育所や幼稚園の全廃を説明したのか。リーディング施設のときの説明会は、反対意見多数だったと思うが。
答弁。公立の施設の再編が必要だとは言った。そもそも認定こども園の説明をしたついでに聞いたまで。
(何度も繰り返すが、みなさんは勘違いをしている。)公立保育所と幼稚園は、全廃ではなく、二つの機能は認定こども園に残る。(いいかげん)ご理解下さい。
質問。認定こども園は、幼稚園でも保育所でもない。機能も親の願いでもない。納得いかない。市民意見募集は反対が8割以上。(私は拍手したかった。)
市民意見募集はアリバイ作り。なぜ反対意見が多かったのに変えないのか。説明会の冒頭に市民意見募集の件数と中身とどう受け止めたのか言うべきだ。
答弁。幼稚園審議会で適正規模の答申。認定こども園化もあった。唐突ではない。国や民間の調査でも満足度が高い。認定こども園はすばらしい制度だ。(by部長)
※ちなみに八尾市の実施したアンケート調査では、保育所と幼稚園に対して「満足」という答えが圧倒的でした。
(この計画への反対意見は無視するけど)認定こども園についての、こうしてほしいとか前向きな要望は聞く耳持ちます。取り入れますよ。保育所は枠を増やしてきた。待機児童は解消します。嘘はつきません。(by部長)。
質問に答えていない。
答弁。市民意見募集はひとつの手法。数は問題ではない。存続の意見数はたしかに多かった。しかし認定こども園化が必要。人数が少ない幼稚園はなくすのが子供のため。
質問。市民意見募集の意見を説明会の冒頭で説明すべき。
答弁。ホームページで載ってるから必要ない。
※( )は、おそらく答弁している職員の心の声を代弁してみました。間違っていたらすみません。
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