こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.10.21] -[活動トピックス]
参加者の質問に対して、きちんと答えていない。また、かみ合っていない。
① 認定こども園は、保育所と幼稚園の機能を併せ持っているから、公立保育所、幼稚園全廃ではない。
このあわせわざは、保育時間の違う子供たちを生み出すが、そんなの関係ない。現場の先生が対応すれば十分である。
認定こども園では、1時半に帰りの会をし、その後保育の子供は5時6時まで施設に残るが、何か問題があるのか。
「認定こども園は、保育所でもなく、幼稚園でもない!保育時間の違う子供の問題は、現場の対応では解決しない!」(保護者)
② 公立を大幅に削減して、民間に委ねることがなぜ不満なのか財源が浮くというのに・・・。公立施設を大幅削減して、通園が
遠くなったら、民間に通えばいいではないか。バスも出してくれているし。
「公立を選びたいという選択権を奪わないで欲しい。公立を大幅削減をするということは、保育の公的責任の後退にもつながる。」(保護者)
③ 公立幼稚園で15人以下の環境は、子供にとんでもないからから休園措置をしなければならない。複数クラスでないと子供た
ちに良くないので、大規模化、広域化が必要。
「岸和田市は、少人数でも公立幼稚園を存続させ、子供にとって必要だとしている。来年度からは3歳児から受け入れる。」(保護者)
④ 保育所に申し込んでもはいれない子や定員外入所について、解決の道筋は示すことができなくてもいい。
「喫緊の問題は、保育所を増やすということでは?!公立の認定こども園の整備は、待機児童の解消には全くつながらない。それどころか、公立西郡保育所は来年度2歳児の募集が停止になる!!逆行だ!!」(保護者)
⑤ とにかく認定こども園は、すばらしい。国も民間会社もそう言っている。by部長。
「八尾市が行ったアンケート調査では、圧倒的に9割近く保育所・幼稚園に満足しているという答えが帰ってきていた。」(保護者)
これってリーディング施設の時の説明会の時のやりとりと同じですね。それに公立の大幅削減で民間への移行が加わって、公立幼稚園の大規模・広域化そして認定こども園化が補強されたものですね。
こんなやりとり、何回繰り返すつもりですか?
あと13回こなしたら終わりと思っているのですか?
八尾市は、参加者の質問にいっさい答えていないのですよ。
そんな説明会ありますか。
しかも数字のマジックを使って待機児童はたった19人だから来年は誰でも入れるとか、嘘までついて。
子育て世代の思いに向き合うべきです。
行政としての答弁が成り立っていません。これは強弁というのです。