こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2015.12.11] -[活動トピックス]
そんな話を聞いて、八尾市に確認をしました。
山城4丁目のは、北半分の児童遊園(みどり課所管・八尾市児童遊園及びちびっこ広場の設置に関する条例)と南半分の運動広場(青少年課所管)の二つの公園が隣接しており、合計で3300m2あります。
この二つの公園は、昭和51年から個人の土地をお借りした公園(1年自動更新)で、39年間地域に根ざし、こどもたちの遊び場としてその役割をはたしてきました。
ところが、土地の所有者が変わり、返却の申し出があったとのこと。
このままでは、来年の8月の契約終了以降、土地を返却すれば、この地域に39年間根ざしてきた公園はなくなってしまいます。
近隣の公園(美園公園(校区外)や北本町2丁目公園)に行こうとすれば、必ず幹線道路の信号をこえなければなりません。一年生には危険です。
みどり課に確認しますと、「引き続き土地の所有者には継続を働きかけていきたい。」とのこと。
しかし、土地の所有者がそれでも引き上げるといったときどうなるのでしょうか。
子ども達のための公園を守るためには、最終的には、買収も検討すべきではないでしょうか。(2億弱(1600m2))
それか近隣に新たな公園の設置をするべきではないでしょうか。
また、八尾市内にある児童遊園・ちびっ子広場56施設は、すべて底地が借地です。つまり、ここと同じことがあれば公園が無くなってしまうと言う事です。
昨日まで遊んでいた公園が、ずーとあるとは限らない・・・。来年にはなうなってしまうかもしれない。これは山城公園だけの話だけではありません。
もう1つの運動広場について青少年課に聞くと、「運動広場は以前は9箇所ほどあったが、現在はこの山城4丁目と山本(太陽の広場)と東山本のみに縮小。みどり課の対応を見ながら、契約は3ヶ月短縮して8月までとしました。」とのこと。
しかし地域は、子供たちがボール遊びが出来るよう自力でネットを設置したばかり!せっかくの自由にボール遊びが出来る広場が無くなってしまいます。
また、運動広場については、八尾市は縮小方向にありますが、ボール遊びを禁じている児童遊園とは違い、運動広場はボール遊びが自由に出来ます。(ネットなどの設置が不可欠ですが)「ボール遊びができる広場を」は、党派を超えての市民的な願いです。縮小ではなく拡大こそ必要です。
じつは、太陽の広場も山城の運動広場と同じで土地の返還を求められましたが、別の土地を地元が探し出して新太陽の広場を作ったそうです。
この地域では、平成31年までに、公立用和幼稚園をなくそうとしており、さきだって山城4丁目公園までなくしてしまったらどうなるのでしょうか?!
まさに子育てのためのあらゆるものが奪われるのではないでしょうか!!
この地域に公園の存続を求めます。
子ども達の声を、思いを、子育ての思いを、公園の存続を!の声を八尾市に届けましょう!!