こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2016.8.4] -[活動トピックス]
ファミサポの乳児事故の詳細については、以下のブログを参考にして下さい。
大阪八尾市ファミリー・サポート(ファミサポ)での乳児事故について
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。
7月26日(火)にあったファミサポ裁判の証人尋問の傍聴をしての感想を。
当日は、長女が体調を崩し、病院などバタバタしていたため、午後からの傍聴となりました。(その後長女は盲腸で手術・入院、退院)
被告 八尾市立病院の担当医
被告 やおファミサポセンターの当時の担当者
(この途中から傍聴しました。)
原告 ご家族
被告 提供会員
本当につらい傍聴でした。当日のこと、その後のこと・・・。でも私たちのつらさには比もならないぐらいご家族の方は苦しまれたと思います。
司法の場で明らかになったことを今度は、この事業のあり方にどういかしていくのか。
国や八尾市や社協が逃げ続け、いまだに逃げ続けようとしているこの問題に正面から再び対峙することになります。
あまりにも無責任すぎる委託事業のあり方、幼い命がかかっているという自覚が問われる事業設計。
この事業にかかわった職員(市長、部長以下職員)が、公務員の職務として、幼い命がかかっていることの自覚があったのか。まずその根本が問われると思います。
本来はご家族が求め続けていた第三者委員会が本当に必要です。
今でもこのファミサポの予算が初めて計上された時を覚えています。補正予算でした。たしか急きょだったと思います。たしか他の会派が一押ししていた事業でした。唐突に予算提案、しかも補正。
このとき、たしか療育にかかわる組織の変更問題もあって、十分な議論ができなかった覚えがあります。
同じ過ちは二度と繰り返したくない。
このファミサポ乳児事故裁判については、引き続き注視し、司法で明ららかにしていただいた問題について、議会で取り上げ、行政に働きかけていきたいと思います。