こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

市長へ緊急要望。市民の声を聞くべし!指定ごみ袋変更・近鉄バス路線廃止など

[2017.1.30] -[活動トピックス]

3月議会に向けて、日本共産党八尾市会議員団は、八尾市長に緊急要望書を提出。山本・平野両副市長と懇談し、切実な市民要望を伝え、その声に応えるよう求めました。

安倍政権、大阪では維新政治によって、格差と貧困の広がりと中間層のひへいや一部の富裕層への富の集中、なんでも民営化など悪政が推し進められています。

この悪政が住民と自治体の間に大きな矛盾を生み出しています。

この矛盾は、住民の立場に立って、住民の声を聞き、住民とともに悪政に闘い、住民のために全力を尽くすしか解決の方法はありません。

ところが、八尾市では田中市政のもとこの2年間、この悪政のトップランナーとして突き進んできました。

認定こども園計画のごり押し、土地買収、公立幼稚園3園の休園。市民との溝は広がるばかりです。

中核市の移行の問題では、平成27年度に表明をしたものの、中核市先行先にありきで、中核市になることに現場からの不安の声や、バラ色先にありきの突っ走りに不安と懸念が次々と上がっています。

指定ごみ袋の変更に伴う苦情、今年の待機児童の問題や出張所窓口業務の全廃、近鉄バスの路線廃止の問題など市民との矛盾はさらに広がっています。

今、八尾市政に求められるのは、市民の声に真摯に耳を傾け、市民とともに考え、住民の福祉増進の立場で全力を尽くすことです。

その立場に立って、懇談を行いました。

一致する点は発展をさせ、相違点は引き継続き議会で論戦をすることを確認する一時間となりました。

 

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指定ごみ袋について

〇共産党は12月議会に約200人のアンケートを示しながら、今回の指定ごみ袋の変更について大多数の人が納得をしていない事実を示し、元に戻すよう求めたが、引き続きそのことを要望する。

⇒五種分別の時に、市民とともにごみ減量に努力した原点を大切にし、市民の声をしっかり聴いて検討したい。

〇共産党は全市民アンケートを実施し、このごみ袋の問題も市民の意見を集約する予定だ。それを3月議会でも取り上げ、元に戻すなど実行を求めていく。

近鉄バスの3路線廃止について

〇近鉄バスが4月から、志紀、沼、久宝寺の3路線の廃止を決定した。切実な声が上がっている。近バスへの交渉と市としての代替え手段を求める。

⇒重要な問題として認識している。

緊急に待機児童問題に手だてを

〇このままでは4月からの保育所入所に大量の”保育所落ちた”が発生をする。年度途中の対応も含め入所枠拡大に全力を尽くすべし。

⇒大変厳しい状況であることは事実だ。重要な課題だと認識している。

〇以前から指摘しているように、その場あたりの保育所や認定こども園の増設ではなく、保育希望の見込みの甘さをあらため、ニーズ調査を再度行って計画をきちんと作るべき。今年はその中間見直しの年だ。

⇒中間見直しは現在考えていない。

大阪府のカジノ付き万博について

〇市長会の会長として反対の声をあげてほしい。

⇒八尾はものづくりの街であり、産業の振興を通じて経済の活性化を図ることが基本である。従ってカジノも、埋立地という場所の問題も問題があるのではと考えている。

大阪府の福祉4医療改悪について

〇撤回の声を府に上げてほしい。

⇒大阪府は広域自治体として、福祉医療助成の財源措置に配慮をすべきだと考えている。

その他、問題だらけの中核市移行や認定子こども園計画の中止や出張所窓口業務全廃などを求めました。