こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

7月8日(土)出張所の窓口廃止、バスの運行廃止、ごみ問題など市民とともに語る 住みよい八尾つくる会

[2017.7.8] -[活動トピックス]

 午後1時半から 主催 市民とともに住みよい八尾をつくる会

講演 市民のくらしを支える公共交通について

  初村(大阪自治体問題研所研究員)

基調報告 八尾の市政の現状は 市民と語る出張所・バス・ごみ袋

  日本共産党市会議員団 団長 内藤耕一市議

に参加しました。

この主催団体は、八尾公正民主の会を出発点にし、さらに広くの市民の結集を呼びかけてつくられました。

 

初村さんからは、市営バスを運営する高槻市の話をしていただきました。

市営なので、検証もされており、高齢者の運賃補助の結果、外出が多くなっていることも確認されています。

八尾からは、太田・沼地域や竹渕に住む方から、切実な訴えがありました。「本当に困っている。」と。

建設産業常任委員会でこの問題を扱ってきた杉本議員から、市が代替え案(?)として8月から実施するとしている乗り合い事業についての矛盾を報告。

バスが廃止された地域では、近鉄八尾駅方面への交通手段が必要なのに、乗り合い事業は、既存の民間の送迎バスに便乗をするので、行き先が見当違いらしいです。(途中下車もできないし)

医真会病院行だったり、なぜか大阪教育大学に連れていかれたり…。

聞いている参加者も頭の上に???がそして「しょーもなー。」のため息。

地元で開かれた沼の集会では、怒りの声が沸き起こったそうです。

ゴミ袋の問題も、この経過に詳しい市民の方から報告がありました。

真の狙いは、ごみの有料化であること。大阪市・松原氏・八尾市の一部事務組合となり、ごみ減量が必死となり、そのためにごみ袋を小さくした。

「足りなくなったり、混乱は予想できなかったのか。」と市職員に聞いたら、机上の計算では大丈夫だったという返事。

しかも降ってわいたように急に出た施策で、ずっとかかわっていた私もびっくりした!ということでした。その他裏話も色々聞けました。

内藤議員からは、6月議会の報告があり、国保料の値上げが二年連続行われ、い年間の収入の2か月分が保険料で消える実態が報告されました。

国保加入者の8割は200万円以下であり、年金生活者など低所得者が占めています。

子育て環境の充実と出張所の窓口業務全廃に反対する請願が議会で審査され、残念ながら不採択だったものの、運動の高まりで議会が2つに割れだしている実態を報告。

誤った施策を推し進める当局や推進会派は、市民の切実な要求に対し、正論を主張することができず、暴論を展開しました。

副市長。出張所の窓口業務では、「私が窓口で証明証を取るのはせいぜい5年に一回だ。そんなもののために朝か9時から5時まで窓口を開けていられない。」とか。

子育て請願に反対討論を行った議員さんは、「市政批判を繰り返し、市の内外に八尾市は住みにくい町だとレッテルをはることはしたくない。」など。