こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2010.2.18] -[活動トピックス]
保育所入所の一次選考の結果の通知が届きました。今の時点で、400人近い乳幼児が入所できていません。昨年の一次選考の時点では、約300人でした。それを100人近く上回る数です。
「育児休暇中で、4月から職場復帰予定だったのに、入所できなかった。」「現在ほぼフルで働いているのに、入所できなかった。」こんな相談が相次いでいます。
市役所の子育て支援課の窓口に、お母さんと一緒に行くと、次々と赤ちゃんをつれ、困り果てたお母さんがおとづれていました。
今後の流れとしては、来週の頭ぐらいから二次選考が始まると説明をうけました。
一次選考の時点から就労状況が変化している人は、必ず、それまでに変更した内容を市に連絡してください。選考での評価点数が変更してくるからです。
それと、現時点で、定員割れをおこしている保育園もあります。二次選考の時点で希望園を変更も可能です。少しでも可能性の高い園への希望に変更するなら早急に手続きをしてください。
その後、2月の下旬から3月の初旬ほどに2次選考の結果通知が届くということです。
相談にこられたお母さんは、一歳児の入所希望だったので、0歳、1歳児対象の簡易保育施設に4月から預けようということになりました。この受付は3月からです。(就労条件あり)
今回の入所できない乳幼児は、地域的にばらつきがあります。特に集中している地域野一つとして、久宝寺や、亀井があります。
久宝寺保育所は、移転・民営化となり、現施設は今年度解体の予定です。しかし、耐震補強すれば十分保育所として活用できます。
耐震補強の金額は、解体費用とほぼ同じ金額です。
しかも、保育士さんも確保しやすい条件があります。(民営化の結果)
現久宝寺保育所の施設を活用し、保育所を年度途中に開所すべきです。そのことで150人の乳幼児を受け入れることができます。
簡易保育施設の市からのあっせん入所の基準が厳しくなっています。これも緩和すべきです。そのことで、50人以上の乳幼児を受け入れることができます。
つまり、200人近い、入所漏れを現段階で防ぐことができるのです!
根本的には、国による、保育所整備が必要です。
しかし、八尾市は、今できることを最大限にすべきです!(公立保育所を5つ民営化するのは、熱心におこなったくせに!)
そして、新政権による地域主権の名による、保育基準の引き下げによる、子どものつめこみには反対です!詳しくは、全保連の見解 こちらへ