こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2017.12.12] -[活動トピックス]
いくつかの大きな変化と市民要求実現を切りひらく情勢が生まれているのでご報告したいと思います。
①府内統一保険料化に伴う、国保料の問題
②近鉄バス路線廃止後、次の手立て
③こども医療助成制度の所得制限撤廃
④就学援助の入学一時金の前倒し支給について
⑤公立認定こども園整備計画について
⑥そして中核市移行問題
簡潔に言うと・・・。
①→市長は値下げすると根拠なく言いふらしてきたが、実際は値上げの予想。どうするのかと聞いたら、「国が激変緩和を自治体でと言い出した。」と含みを持たした答弁が…。なら値下げせよ!
②→「市民の思いは受け止めている、あらゆる選択肢を含め時間をかけずに対応したい。」共産党は、市独自のバスを走らすことが一番市民の要求に合致していると求めました。
③→次の当初(3月議会)には予算化出来たらと検討を進めている。新年度のなるべく早い時期に対応できたらと考えている。
④→具体的な検討に入っている。
⑤→「0,1,2才の保育ニーズはますます上がっていく。まだ不足することがあるかもしれない。不足する部分、あるかもわからない部分は努力していく。6つ目の認定こども園もありえる。」
就学前の保育料の無償化に伴って保育希望が増えるから、予想以上の保育希望が出ると答弁があったが、それ以前の見込みが甘すぎるのです。現在の事業計画でも、保育ニーズに対して充足する内容。すでに破たんをしています。
6つ目の認定こども園というなら、公立保育所を残すべき!公立保育所を残すけど民営化など条件をつけるな!(自民の議員が議会で主張している。)
ちなみに、来年の4月の保育所入所について、深刻な事態が明らかになりました。
10月1日の時点で、現在保育を申し込んではいられない乳幼児が、保留で約290人、待機児童で約100人です。ほぼ0,1,2才です。
それに対して、来年4月の定員増の見込みは、452人ですが、0,1,2才での定員増は174人です。
10月1日以降、11月に申し込みがあって、さらに希望者は増える見込みです。
どうなるのでしょうか?
昨年に続く、待機・保留が100人以上は必ず発生する状態は明らかです。
しかし、昨年は直前に計画上なかった新たな保育所が開園し、公立保育所の詰め込みを行い対応しました。
今年はなんの手立ても打たれていません。
入所の承諾、不承諾通知の届く頃の大混乱が目に浮かびます。
早急に対応を求めます。