こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2010.8.2] -[活動トピックス]
中学校での給食を教育と位置づけ取り組みに向けた努力を!
大阪府の公立中学校の完全給食の実施率は、全国平均が80.9%であるにもかかわらず、7.7%(36校)と全国でダントツ最下位です。
スクールランチ事業が府下5市32校(2009年度)実施されていますが、問題点も指摘されています。
全国では中学校給食はあたりまえ!
秘密の県民ショーではないけど、「大阪の常識は他府県の非常識」のひとつに、中学校給食があるのでは。
心身ともに大きく成長する中学生に安全で栄養のバランスがとれたあたたかい給食を教育の一環として保障し、健康増進、食育、地産地消を進めていく、これが全国の到達点のようです。
八尾では、ミルク給食のみです。
貧困の広がりが小学校や中学校の児童を直撃しています。中学校の現場では、楽しいはずのお昼の時間にいなくなる子どももいるなど現場から声が上がっています。
貧困が全国でも深刻化する大阪で、全国でも中学校給食の実施率が最も、ダントツに低いという事実は無視できません。
大阪府内でも中学校給食を実施している市が!
和泉市では全小・中学校が給食調理全て自校直営方式 和泉市の中学校学校給食会から7月の献立表
富田林では自校給食とお弁当の選択制の学校給食を 富田林の中学校給食の献立表
吹田市ではスクールランチ事業を 概要
予算が・・・と教育委員会は言うけれど
議会での質問でも、今から調理室つくるのに一校あたり2億円それが15校。毎年の運営費が2.5億円ぐらい、莫大な予算がかかるから無理といいます。
しかし、予算面でいうなら、中学校給食を実施しているところに対して、それだけ教育に莫大なお金をかけていないといことになり、なんに使っているの?といいたい気持ちです。
中学校の昼食の状況を自己責任・自己負担にせず教育の一部としてとらえ、すぐにはできなくても、実態調査や検討委員会の立ち上げなど進めていくべきです!