こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.4.10] -[活動トピックス]
12月議会に建設産業常任委員会に協議会報告として「八尾市営住宅における入居者の利便性向上対策について」がありました。
報告内容
八尾市萱振住宅用地(用地廃止済み)の一部と隣接する大阪府営八尾緑が丘住宅用地の一部をあわせて、土地利用を条件を付した条件付き一般競争入札の実施による事業用定期借地契約により貸付を大阪府と共同で行うものとする。
貸付面積 1017m2
スケジュール
平成30年 1月頃 入札要領配布
平成30年 3月中 入札、落札者決定
平成30年 4月27日 基本協定の締結(土地利用条件協議終了後)
平成30年 8月31日 借地権設定契約の締結
平成30年 12月頃 開店
入札方法 価格競争入札(八尾市都大阪府が共同で入札)
最低貸付け価格(年間) 5,790,000円
契約方法
事業用定期借地として、事業者は大阪府と八尾市それぞれと借地権設定契約を締結し、それぞれに貸付料を支払う。
市営住宅の余剰地と府営住宅の余剰地を貸し出す。
行政財産を目的外使用許可ではなく、行政財産を私権の設定で貸し出すこと。
結果は、ファミリーマートでした。
地元への説明は落札業者が行うことを契約に盛り込むとのこと。
市営住宅にアンケートをいぜん取ったというが、コンビニの要望は少ない結果でした。
なぜこの場所にコンビニか、それは「市場調査の結果」と答弁。(3月議会田中ゆう子の個人質問)
コンビニのためじゃん。それと賃料収入。需要と供給が一致?
先行事例が大阪府にあったからと飛びついた感も否めません。
今度は市営住宅敷地内に自動販売機を設置する計画も浮上。
地元との関係について「業者が建物、土地の利用の形であるとか、土地の調整、どういう形でいくのか。照明とか駐車場の位置とか、そういうのを調整とか。いずれは地域住民と説明を行うようにと決めている。具体的な形が出てきた中で、そういう地域にの方にお示しできるのではと思っている。」ということです。
しかし現課に確認をしたところ、集会場を借りての説明など想定していないようです。
こんなんでいいのかなあ。よくないよね。
市営住宅長寿命化計画(平成28年3月)より