こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

平成31年度を開設を目指す高安義務教育学校、竹渕小学校の水泳授業の民間委託など中止を求める要望書

[2018.5.14] -[活動トピックス]

日本共産党八尾市会議員団で教育長に要望書を手渡し、一時間にわたり懇談しました。

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教育長に教育に関わる要望書を提出しました。どっかでいつの間にか、なにかが決まって、現場に押し付けられ、それが現場の限界に近い状態につけこむ教育の変質をともなっている…。本来の教育の営みとは、子どもの学習権の保障のために子ども、保護者、現場で作っていくものなのに。

そんな思いの要望書です。

特に、竹渕小学校の水泳授業の民間委託。学校のプールにかかるお金、教員の負担軽減、水泳の指導面で検討したとし、近日中にPTAにも説明しモデル事業として実施するとします。情報公開請求をしても会議概要すら非公開。今の時点で公開すると不安をあおるからと。そこには、教育の本来からの話は無く、子どもの姿もありませんでした。

この考え方でいくと、英語は、某英語塾、音楽は某会社など、授業の外部委託が可能になりそうです。

教育とは、子どもの学習権の保障のために子どもと保護者と現場で作り上げていくもの。子どもが学校に、授業に、先生に求めているものは?子供自身が望んでいることは?

その出発点から出てきた発想とは思えません。

平成31年度の開設を目指す高安の義務教育学校、桂中学校区の特例校も、なぜ平成31年度開設を目指すのか、その議論の経過も示されていません。

どっかでいつの間にか、なにかが決まって、現場に押し付けられ、それが現場の限界に近い状態につけこむ教育の変質をともなっている…。本来の教育の営みとは、子どもの学習権の保障のために子ども、保護者、現場で作っていくものなのに。

3月議会での議会でのやり取りで感じた思いと同じでした。

 

小学校のクーラー設置については、大規模な工事となるためにPFIや業務委託を検討している、つまり計画を立てるための計画を作っている状態と報告がありました。

大規模な工事で期間短縮のためと言いますが、本当にその方法しかないのか検証が必要だと感じました。

中学校給食は、愛情弁当論との平行線。議会での公式の答弁では、「全員給食も含め、一定の時期に検討を行う。」ですが、大きく後退している感じを受けました…。

 

公立幼稚園の廃園問題では、計画の見直しを求め、今年度の4歳児の募集を求めました。

また、今年度、5歳児のみの園や継続園の実態をよくつかみ、幼児教育環境の保障に最善を尽くすこと、平成31年度に廃園を免れた用和・龍華・南高安については、3歳児保育の拡充と保育時間の延長、給食の実施を求めました。

平成31年度は、公立認定こども園と公立幼稚園が存在しますが、同じ保育料なのに、認定こども園では、給食もついて時間も長くなります。矛盾しています。

その他、教職員の多忙化や大規模校や小規模校の校区の変更の困難な話や、八尾市の教育で大切にしてきた特別支援学級の介助員が不足しており早急に対応をしようと努力をしていることが述べられました。

 

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