こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.5.31] -[くらし・労働なんでも相談・活動トピックス]
年金の相談がよくあります。
年金制度への不信感からより相談が増えているように感じます。
今回は、公務員の妻の年金の支給漏れで、手続きをすれば請求ができるが、時効が適応されているという問題でした。
時効が適応されれば、本来15年間分の支給金額が5年間分しかさかのぼられません。
時効の適応理由は、用紙にも一般的な事が書かれていましたが、思い当たるフシもなく納得がいかないとのこと。
不服申し立ての期限もあるので、八尾の年金機構の事務所に行って説明を求めました。
決論から言うと、ここではわからないから近畿厚生局に不服申し立てをして欲しいのということでした。
社会保険庁の時の手続であり、年金機構は国から事業委託を受けて事務を行っているので、今回の経過を調べ報告することもできないと。
近畿厚生局?!大阪市内まで行くの?すると職員さんが、郵送で送ったらいいですよと不服審査請求の用紙を渡してくれました。
今回、高齢のお母さんにぴったり娘さんがサポートしてここまでたどり着けました。
お母さんだけなら気づかずに、また諦めていただろうということです。
娘さんがだいぶ調べ上げて、納得をするためここまで来ました。
なぜ、国のミスなのに、訳も分からず時効が適応され、その説明をもとめるには、多大な労力で調べ上げ、手続きをしなければならない。納得できない怒りがこみ上げたそうです。
しかも年金ダイヤルに電話をかけたら、つながるところは福岡県。しかも不服審査請求先は八尾の社会保険事務所だと言っていたそうです。
結果はどうでるか分からりませんが、年金制度への不信感は増すばかりですね・・・。
最近、よく年金事務所に顔を出すので職員さんに「また議員さんですか♥」と言われました。
年金制度はややこしいので直接専門職員さんに聞くのが一番です。