こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.6.13] -[活動トピックス]
本日の本会議での無所属議員の答弁で、重大な変質が明らかになりました。
八尾市は、認定こども園計画で、「保育・教育を希望するすべての子どもを受け入れます。」とビラまで配布し宣言していました。
ところが、今日の本会議の答弁では、「すべての子どもを受け入れる。」が「実質的な待機児童は受け入れる。」と立場を変質させました。
実質的待機児童とはなんでしょうか。
「保留児童はに中には、第一希望の園しかダメだという人がかなりいる。認可外でも良いという人もいる。この人たちは待機にはカウントされていない。」つまり、この人たちのを”すべての子どもたち”には含まないということです。
「待機児童の中には、育休取得のために保育所にはいれない証明が欲しい人もいる。」この人たちも”すべての子どもたち”に含まないということです。
ちょっと待ってください。
なぜ、第一希望しかダメなのかご存知ですか?
保育所は遠かったら通えないんです。
八尾市全域で受け入れるとした八尾市の方針が生み出した結果ではありませんか。それをさながら保護者の”わがまま”のような表現をするなんて・・・。
今回の答弁、「実質的な待機児童」とはなんなのか。引き続き文教常任員会でバトンを引き継ぎ追及したいと思います。
(続く)
ちなみに、平成29年度に保育所に入れなかった乳幼児の状況は以下のとおり。
対象者数は184人、うち状況が把握されたのが143人。
143人の内訳(0才児37人、1才児84人、2才児19人、3才児3人、4,5才児0人)
(複数回答可)
現在のお子様の状況
自宅で保育 110 77%
自宅以外で保育 ⒒ 8%
職場で保育 10 7%
幼稚園に通園中 0
保育所の一時保育を利用 26 18%
認可外保育施設を利用 17 12%
その他 4 3%
自宅で保育の方にお聞きします。
仕事をしながら見ている 20 16%
勤務時間・勤務日を減らしてみている 17 14%
育児休業中 25 20%
育児休業を延長して見ている 17 14%
仕事を辞めてみている 14 11%
勤務予定であったが、内定が無くなったので、見ている 16 13%
その他 16 13%
平成29年度中の入所意向について
第一希望の保育所で入所できる場合のみ入所したい 37 26%
希望園の順番に限らず入所したい 98 69%
入所希望日を変更して、申し込みを継続したい 2 1%
入所申し込みを取りやめる 10 7%