こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.8.13] -[活動トピックス]
超党派の出産経験者の地方議員がつくるネットワークがあります。(出産議員ネットワーク)
その方々の研修会が8月9日、東京でありました。
思い切って、子どもらをキャンプに送り出し、朝宣伝をすまし、新幹線に飛び乗って向かいました。
「このネットワークの代表(永野ひろ子豊島区議)が調査をされたところ、議員任期中の出産は、戦後わずか120人程度(地方議会)であることが判明。
アンケートは昨年9から11月、47都道府県議会と814市区議会、東京の13町村議会の計874の事務局に依頼をし全議会から回答を得たということです。
任期中出産は、全体の1割超にあたる110議会で、出産数は計159人。
重複分を除くと120人から130人程度。
産休規定を設けている議会は全体の86%だった。」
すごい調査をされ、すごいネットワークを作っておられるなあ!と感心。
私も任期中に結婚し、子どもは4人も受けさせてもらってきたが、問題意識が低かったのではと反省しきりです。
この日の研修は、”ジェンダーに配慮した議会のための行動計画”
列国議会同盟(IPU)会議で全会一致で採択された行動計画を(2012年)国会図書館職員から説明をしていただきました。
また、NZ、Jアーダーン首相の産休と子育て支援政策を歴史的・社会的背景を中心に、東北公益文科大学NZ研究所所長と日本NZ学会副会長の方からお話しいただきました。
初めてお聞きする話も多く、刺激をいっぱい受けました。
NZの女性首相が自然に産休を取られ、記者に「これが普通になればいいのに。」と発言をされている紹介にNZの女性の権利主張のしなやかさを感じました。
研修会には、国会議員さんも参加。
日本共産党の吉良よし子議員や社民党の福島瑞穂議員やその他議員さんも参加。
その後、
子育て議員連盟の設立となりました。
参加した議員さんが一言づつ発言をされたのですが、個性的でユニークでまた前向きで素敵な方々ばかりでした。
もちろんパパ議員さんもいらっしゃいました。
区議さんで結婚され、別居婚をされておられる方もいらっしゃいました!
当時者が声をあげていく事の大切さを強調されていました。
もちろん超党派です。
民主主義の熟成を感じました。
現在、日本の女性議員の割合が193か国中、158位です。割合は10.1%であり、最低水準。
最高はルワンダで61.3%、ちなみにアメリカで19%で100位、韓国で17%で116位です。
世界水準に照らすとまだまだ課題あり。
今回調査された中で、出産経験者の地方議員の約3分のⅠが日本共産党であることが明らかになりました。
政党として、日本共産党が女性の政治進出のために果たしてきた役割、これから果たす役割の大きさを実感です。
その後の懇親会がまた楽しかった・・・。
日頃の思いとか、愚痴とか。
個性的で勉強熱心な議員さんが超党派でいらっしゃいますねー。(もちろん日本共産党の女性議員も!)
ママ議員からパパ議員まで素敵な交流を楽しませていただきました。
帰りは、ぎりぎり終電。(電車を乗り間違って)
次の日の二女のコンクールの早朝集合には少し遅刻をさせてしまいました・・・。