こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

9月議会、台風21号の被害や大規模災害への備えについての質問をしました①

[2018.9.8] -[活動トピックス]

質問を通告をだしたとき、岡山の真備町にもボランティアに行っての思いなどあり、このさい防災に絞ってじっくり」質問をしようと思いました。

各指定避難所への見学や危機管理課からの十分な聞き取りをしようと思っていたら、台風21号はくる、被害は出る、停電は起きる、北海道では震度7の地震が起きるなど相次ぐ事態が。

当初予定した質問内容は大幅変更で望むこととなりました。

聞くことが多すぎて何から聞けばいいのか…、しかも時間が限られるし…。

絞ったのは、①職員が削減されていく中、今回の台風対応を含め大規模災害に市として対応が可能なのか、②今回の台風で痛感した災害ゴミへの対応と③避難所となる公共施設のエネルギーの分散でした。(電気。都市ガスだけでなくLPガスの導入を)

しかもその決意をしたのは、第一回目の質問を壇上で終えて、質問席に座って市長の答弁を聞いて第二回目の手をあげる前!それほど迷った上の質問でした。

質問ができなかったことや不足したことは、のちの常任委員会やその他手段を活用します。

まず台風21号の市の対応と被害状況については

現在も災害対策本部は被害状況を把握するまで立ち上がっている状況。

避難所は開設は指定避難所47カ所。168世帯219人避難(午後3時50分)

被害状況は集約中だが、重傷者1人(高齢女性)。軽傷10人。

停電は八尾市内はほぼ復旧したが、関電の発表では府内現在でも16万戸が停電中。

物的被害は現在集約中。

消防の出動件数 155件

土木部460件

家屋調査3件(罹災証明発行のため)

「おそらく3桁の被害が出るのでは…。」と危機管理官の答弁。

災害ゴミについてては、臨時収集をすることが決定。個別の電話で受け付ける。周知は今のところHPで。

「HPだけではなく、回覧板や町会の掲示板への掲載を!」求めました。

その他、罹災証明や、ブルーシートの無料配布状況など、いろんな相談が寄せられていることを紹介、すぐにできるもの、今後の課題とするものしっかり対応していただきたいと要望。

全容が明らかになって、議会に報告があればまた詳細をお知らせしたいと思います。

*ちなみに河内音頭まつりは中止となりました。