こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2011.2.3] -[活動トピックス]
2月2日に大願興産(破産)の敷地に山積みにされた産業廃棄物の現地調査を行いました。
小松府議と田中裕子市議。法廷管財人さんと府職員2名、市職員4名対応
まず、外観から
この産業廃棄物焼却施設は、うん十年前から野焼き、火災、基準に合わない焼却炉、排煙、ダイオキシン問題 等など地域からも苦情が多発。小松府議も私も議会で取り上げ、地域
でも監視を強めていたところです。
一昨年この業者が、今度は大量の産廃の山を残して倒産。ゴミの量は8000トンほどに及びました。小松府議の働きかけ、管財人の努力によって身元のわかるゴミについては搬出が行
われましたが、現在5000トンほどのゴミが残されています。
ゴミ山に登る小松府議
ゴミの組成を聞き取り中。
ゴミが山積みの時は、腐敗による温度上昇が確認され、温度計で調査が行われた(昨年)ことなど報告を受け、火災対策の温度調査、周辺への環境影響調査(大気・水質等)求めまし
た。
また、ゴミを撤去した敷地のみ切り離して競売する噂を聞いた地域住民から、残されるゴミがどうなるか不安の声が上がっていることを伝え、ゴミ処理に不利になる分割売却は望ましく
ないのではと申し入れました。この思いは、今回参加者全員一致するところでした。
にしても、すごい状態です。
全国的にもこんな問題が多発しているようです。残されたゴミをどうするのか。法整備も必要ではないでしょうか。