こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.12.9] -[活動トピックス]
民間の認定こども園の休園を前提とした代替え施設を公立山本南保育所を使うとし、夙川学園がプロポー申方式で運営者となりました。
しかし、木曜日のさくら保育園の休園を回避してほしい請願の趣旨説明では、「もっと子どもや親の立場に立って欲しい」と保護者の意見が紹介されました。
12月12日までに転園をするか山本南に移動するか決めなくてはなりません。ところが、「夙川学園に決定しました。」はHPでの広報のみ。保護者にはA4の簡単な概要を書いたお知らせのお手紙だけ。最低保護者説明会を開き、夙川学園がどのような保育を行う考えなのか、引継ぎはどうするのか説明を行い、12日までの判断を保護者ができるようにすべきです。保護者が、思い余って市役所に電話すると、「山本南に移動した園児対象に2月に保護者説明会をする予定です。」(!?)と言われたとか。
しかも、前回の保護者説明会では、市はさくら枠を私立の保育園のご協力で作りますと豪語していたのが、5園で約10弱人足らず。場所も遠方で志紀とか久宝寺などです。この枠を在園児で競い合うということです。
転園にあたってのさくら加点もありません。(認定こども園への継続園の公立の保育所の園児の転園は加点アリ。)
保育サポートの方は、さらに大変で、選択肢が大幅に狭まっています。
今でも延長保育ギリギリまで仕事がある。山本南に移動するともう今の仕事は続けられない。体力が持つかどうかわからない。など不安と懸念の声が広がっています。
12日までに最低保護者説明会を開いて、転園か山本南か決めさせて欲しい!との声広がっています。
ある保護者の方が言われていました。「市役所が、ワイセツ事件での逮捕・起訴のときから、子どもと保護者の立場に立って対応してきたなら、休園を避けるための手立てを全力で講じていたなら、万策尽きたと山本南の提案にもついていきます。」「しかし、社会福祉法人が自らの行いで社会的信頼を失った結果の休園を、社会福祉法人がその自覚が無く、社会的信頼を取り戻す努力をせず、休園で幕引きとし、市も同じ立場に立っている。その幕引き休園のために、税金を使って代替え施設を用意し、在園児は移動させられるは、納得がいかない。」
今回の請願では、こんな事態も明らかになりました。保育園に入園をしても、安心ではないということです。今後。
z