こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

民間にお願いして・・・の結果が、”全国初の休園”と”民間園の自己責任”や”兼任園長”など

[2018.12.9] -[活動トピックス]

八尾市は、民間にご協力願って保育枠を拡大、公立幼稚園は廃止して民間が受け皿などなんでも民間、民間と公的責任を大幅に縮小してきました。(出張所の窓口業務の全廃も訪問看護事業の廃止なども)

その結果が、社会福祉法人による幼保連携型民間民間認定こども園の全国初の休園になろうとしています。(八尾市は中核市になり立てなので権限は八尾市にあります。)

しかも、ある民間保育園が、現在の保育園を拡充するために、新たに土地を買収して(市とも相談をして)建物を建てようとしたら、周りの住民の方から、「住宅街で騒音がうるさい。」とか「固定資産税が下がる。」など反対運動がおきました。それを市役所に相談しても、住民の説明にも立ち会ってもらえないということです。一昨年、同じケースで別の保育園が住民説明会を開いたときはしの幹部がずらりと並んで、この場で保育園を立てさせてくださいと説明したそうです。議会でこの問題を取り上げ質問したら、「ここで保育園を運営するのは、当該園である。末永くやっていくには自己責任で乗り越えていくべきだと。」と答弁。手のひらを返したような市の対応は、理解できません。民間で民間でと言いながら、民間の中でも扱い格差もあり、本当に保育園を増やす気はあるのでしょうか。

また、保護者からメールで苦情が寄せられました。「某民間の認定こども園。園長を兼任しているのが府会議員さんであると。」具体的に心配する内容が寄せられていました。

一体どうなっているんでしょう。

民間にご協力願うと言って、行政に能力や公平さや法的な根拠がなければ、やりたい放題や民間の自己責任となります。そのしわ寄せと犠牲は全て子どもたちです。