こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2019.7.6] -[活動トピックス]
選挙の合間をぬって、地域の住民懇談会へ参加しました。八尾市では伝統ある取り組みです。
今回のテーマは、防災、減災を考える。八尾市消防からのお話でした。
とても分かりやすかったのが、「八尾市の被害を冷静に見て、そこからの課題を知る。」でした。
南海トラフは八尾市は震度6弱。大阪北部地震の震源地なみ。液状化による被害は多々出る。しかし、他の地域の甚大な被害に比べれば、まだ…。
消防の方が強調していたのは、「プロの消防や行政は必ず長池にも来ます。しかし、生駒活断層が動いたとき、山手は甚大な被害が出る。(断層に近いから)まず、そこに行く。だから、地域防災コミニティーが重要になる。消防団が重要になる。」
こう言っていただくと安心します。「甚大な被害が出ているから、地域には行政がいけないので地域で何とか…と言われてきたような気がするので。」(自助、共助、自助、共助と)
地域防災コミニティーも難しく考えないでとおっしゃっておられました。地域の行事の中でうまく防災の考えや備えを盛り込み、組み込んでいく。地域行事の景品に防災グッズを加えるとか。なるほど。
最後にこの言葉がズキューンでした。「みなさん、降水確率が80%だったらどうしますか?」「傘を持っていきます。」
「南海トラフの30年以内の確率は80%になります。備えが必要な意味は分かっていただけますか?」と。
消防の方は、災害、防災、の最前線で実践しているプロ。話も説得力がありました。
地域の企画をしていただいたみなさんもお疲れさまでした。とてもためになる話でした。