こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.2.12] -[活動トピックス]
今回の学習会を終えての感想。
八尾市では、現在進行系の問題への対応もふまえて、いじめ問題のそもそもから学べて良かったと思いました。
①被害者心理をよく理解すること。ここは、実感を踏まえて重要だと思いました。いじめ被害に加えて、いじめがいじめとして認められない二重の苦しみ。二転三転する思い、攻撃的なってしまう事もある。しかし、決して報復が目的なのでは無いこと。自分亡き後にこの子がどうなってしまうのかという不安にさいなまれること。
②市長部局の関わり方について。いじめの法制化は必要。(ただし課題もあるし、党として提案もしている)学校と教育委員会の肩代わりを市長部局は出来ない。いじめ問題はそんな甘いものではないし、教育の場が主戦場である。懲罰を強化したら、加害者や被害者の対立が激化する危険あり。こんなやり方では、うまくいかないし、問題が出てくるだろう。市長部局の関わり方が、現場の意見をよく聞いて、調査委員会や再調査委員会の提言も踏まえて導き出すことが重要では。
なによりも、いじめ問題の基本的な知識や全国の経験など聞けて、この問題に立ち向かっていく自信と展望を持ちました。現在進行系の問題もあります。今後もありえると思います。
自信を持って、一緒に考え、一緒に立ち向かっていく勇気と知識を得ることができました。
知は力。経験は宝。そして一緒に考える仲間は未来への力。