こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

学校休校について。まず、こどもの保護者の現場の意見を聞いて!

[2020.3.5] -[活動トピックス]

 学校休校について。まず、こどもの保護者の現場の意見を聞いて!
 
 
安倍首相が科学的根拠なく政治判断で「全国一律休校要請」を行い、全国は大混乱に陥りました。八尾市でも、3月24日まで幼稚園、小学校、中学校が休校。子どもと保護者に大きな負担がかかります。全国一律休校方針を見直し、自治体の判断を尊重し、まともな感染予防と十分な休業補償、検査体制を確立すべきです。八尾市議会では、速やかで正確な情報提供など市長に要望書を提出しました。
 
 
学校は安全装置の役割も。まともな感染予防と検査体制を
 
 
休校について、子ども、保護者、先生の意見を聞くべきです。学校は、保健室や給食があり、生徒の様子を見守る先生もいる安全装置でもあります。1ヶ月近い休校は、子どもと保護者に大きな負担です。全国479校は休校を実施しませんでした。改めて休校の期間やあり方を見直すべきです。
 
 
八尾市では学童保育が、直営の強みを生かして朝8時から開設となりました。現在、登録数の5〜6割の児童が出席しています。(入室していないが依頼があって受け入れている児童は5人)現場の指導員のマスクは自前で不足しています。
低学年で子どもの監護が必要な場合、学校で相談を受け付けています。しかし、受け入れはごく少数です。周知徹底と改善・拡充が必要です。
 
 
相談者の3%しか帰国者・接触者外来に誘導されず
 
 
全国の保健所に設置されている相談センターへの相談件数は6万件。そこから帰国者・接触者外来受診は、2185件。30件に1件しか受診できていません。検査の要望を出せるのは、この医療機関だけです。検査数の少なさはここにもあるのではないでしょうか。八尾ではセンターへの相談件数は280件ですが、帰国者外来につないだ件数は答弁拒否をし、検査数は数件としか答弁をしませんでした。これでは実態がわかりません。市民に正確な情報を伝えるべきです。
 
 
 八尾市のHPより
 
Q7:ひとり親や共働きで休みがとれない保護者のお子さまの対応について
放課後児童室に入室されていない小学校3年生以下の児童等についても、ひとり親 家庭をはじめ、仕事などの事情で、どうしても家庭で子どもの監護ができない場合等 には、できる限り居場所を確保いたします。
なお、受け入れについては、各家庭の個別の事情を考慮して対応いたしますので、 学校園にご相談ください。
その際は、自習活動となりますので、お弁当を持参してください。