こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.5.8] -[活動トピックス]
平成25年1月31日大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会による調査報告書を読んでいます。
この時からすでに6年以上経っています。しかし、いじめによる自死が止まらないのはなぜでしょうか。
先日見たNHKのスペシャルでも、遺族の方が「なぜなんだ。」「だからあゆみを止められない。」と言われていました。
この調査報告書は、1人の生徒の死(命)に向き合った231ページに及ぶ渾身の内容だと思う。
全てを受け止めるには時間がかかると思う。何度も読み返さなくは。
学校、教育委員会は自らが不利になる事であっても正面から向き合って、問題の背景に向き合い、真実から目を背けず、1人の人間に向き合う事で、再発防止を図っていく。
しかし、それができなかった。第三者調査機関がそれを指摘している。そして、未だに…。
命をたった子どもと遺族とそして一緒に生きてきた子どもたちを裏切る事はあってはならない。
学校の再開への動きが始まっています。
子どもたちが戻る学校は、休校を経て、子どもたちにとって学校ってなんなんだろう?教育とはなんなんだろう、原点を問い直して出発をさせていきたい。