こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2011.8.10] -[活動トピックス]
6月議会後、定例の市政報告会を用和の集会場・緑ヶ丘のコミニティーセンターでおこないました。
二期目からずーと議会ごとに、10年以上開いています。
緑ヶ丘コミセンにて
前府会議員 小松ひさし氏から府政の動向を報告中
財政運営基本条例(知事提案)継続審査
維新の会によって強行可決された条例
君が代起立強制条例(維新の会提案)
大都市制度検討会設置条例(維新の会提案)
府議会議員定数条例の改悪(維新の会提案) 109人が88人へ!えー!こんな民主主義の根幹にかかわることを単独政党が数の力で審議もせずに強行採決!?
9月議会の動向
庁舎移転条例(知事提案) 3分の2以上の賛成が必要。
2011年の小松府議(当時)の質問に知事は防災拠点としてのあり方は「検討する」と答弁。
旧WTCビルへの(咲洲庁舎)への移転に専門家は否定的であること。
君が代不起立条例に関連して職員処分条例の提案。 などなど
これらの中身は即市民生活にも直結!なんとしても次の選挙では本当に府民の立場に立つ府会議員を送り出さなければ!
用和集会場にて
今回は防災のことを中心にお話と意見交換しました。
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八尾中学校校区での避難所の現状と備蓄物資について
八尾中校区の避難所である小中学校は、耐震補強はこれからです。一番遅いのが平成27年の用和小学校の校舎です。
最近よく地震が起きています。和歌山でも・・・。
もし、直近で地震が起きたらどうなるんだろう・・・。まったく無防備に近い状態だなあと思います。施策が伴っていないのですね。少なくとも、関東・東海あたりの水準に引き上げるべき。
今回の報告会でも、最近市職員の姿が見えないのはなぜかなど意見が出されていました。
以前なら町会に防災担当職員が来て”生駒活断層が動いたら大変な被害がでる。だから一緒に考えてほしい!”と働きかけがあったが、最近は防災訓練にすら顔を出さない。
来るときは、総合計画にもとづく、地域への仕事の押し付けばかりでは・・・。
田中ゆうこ市議から、職員体制が非常に少なくなっているいことが報告。
とりわけ、防災担当職員が27万市民に対して、たった3人。耐震担当も4人。
災害専門の先生の本を読んでいると「最近の市町村合併による自治体の肥大化と職員の削減は、災害対策の致命傷になる」「効率化は、災害対策では通用しない。」とおっしゃっておられました。
同感です。
ちなみに、質問に出ていた、夜間に地震が起きたとき、避難所となる小中学校の門など鍵の扱いはどうなっているかということですが、
44の避難施設の鍵を3人一組の職員(基本八尾市内在住)が持って、開けにくるということです。