こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.7.14] -[活動トピックス]
6月議会で、八尾での第一波の状況が明らかになってきました。
検査体制について。まず、八尾市のHPからです。新型コロナ感染症の検査の実施数(速報値)と陽性者の数です。
最新の情報は、https://www.city.yao.osaka.jp/0000052444.html を参照下さい。
さらに聞き取りをしました。
2月から4月末までの相談件数(相談センター)は、4657件、検査数が645件でした。だいたい1.5割でしょうか。議員団が行なっているアンケートでは、希望する人に検査をの要望が非常に高いという結果でした。この状況を表しているのかもしれません。
今後の検査体制としては、6月議会の補正予算では、第一波の4倍の検査実績を目指すと言うことです。
ただ、積極的検査の立場を取らないと検査数は増えません。先日も5日間発熱の続く学生さんの検査を保健所が断っているという相談をお受けしました。
無症状の濃厚接触者の検査や希望する妊婦さんへの検査(2000人分予算計上)は広がっていますが、方針そのものの転換が必要です。特に医療機関などは院内感染を防ぐための職員や患者さんのPCR検査を。学校、保育園、消防なども職員の定期検査が必要ではないでしょうか。
感染者が出た時は、大規模な検査で早期発見、早期対応をすべきです。感染症対策の常套であり、そのことこそが、不安を払拭し犯人探しや言われ無き差別を防ぐと思います。
大阪府の7月10日の感染症対策協議会の会議資料では、今後検査体制を3500検体を可能とし、各保健所管内にPCR検査センターを設置などの資料が示されています。
八尾市でも検査センターの設立などで検査体制の拡充と積極的検査を求めます。