こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.7.14] -[活動トピックス]
八尾市は中核市となり保健所が市立となりました。
保健所は、新型コロナ感染症対策など健康危機事象など公衆衛生の砦です。
しかし、移譲前に前に比べて正規職員の数は変化はなし。(4月8日時点で既に53人)
全体の3割は会計年度職員(非正規)です。
ピーク時は7人の保健師が他部署から兼務で派遣されました。
保健師さんの残業最高時間は、110時間。過労死ライン超えは数人いらっしゃったと言うことです。
ほとんど休みなしの不眠不休の業務だったと思います。
これでも中核市の中では、人口10万人あたりの保健師の数が多い方らしいです。残業時間が148時間。平均残業時間が過労死ラインだったと言う市もあったとお聞きします。
今後の体制強化が喫緊の課題です。現在「今後を見据えた保健所の即応体制の整備に関するフォローアップについて」と厚労省から通知が来ています。
最大需要想定と業務の必要人数を新たな患者推計、最大陽性者数、最大検査実数、最大相談件数に基づいて計画を策定しなければなりません。個人名入り人員リストも作成するとか。
現在の八尾の保健所での状況をお聞きしたら、調整中でもう間もなく計画が完成するそうです。府が集約をして全体を把握するそうです。
計画に沿った人員確保を7月末までに即応が求められています。
参考に。
雑誌「経済」に公衆衛生や保健所の歴史から紐解いた論文が載っていました。おもしろい!ぜひお買い求めの上、お読み下さい。