こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.10.7] -[活動トピックス]
やりました。請願実現の背景には、そこに運動があったから!ここに尽きると思います。
今までの粘り強い運動と世論が、コロナ禍を経験する中で少人数学級の必要性をさらに推し進め、ダイナミックな動きにつながりました。
八尾では、教育市民会議さんが、保護者や現場の先生とも連携をし、休校中の問題から再開後の子どもの声、保護者の思い、運動会や夏休みなど教育委委員会に届けてこられました。
そして3月議会に続く少人数学級の請願の提出!3月議会では、採択賛成は日本共産党と新声さんだけでしたが、この9月議会での請願には、日本共産党、大阪維新の会、みらい、新声と採択に賛成をしました。(公明と自民と無所属議員は反対)
議会での採択を受け、執行機関には議会の意思を受け止めていただき、少人数学級、ダブルカウントの対応が求められます。
何よりも少人数学級の実現の本丸は国です!教職員の定数改善にも踏み込んだ法改正を行い、政府の責任で実現こそ求められています。
より少人数学級の抜粋。
子どもたちは、長期にわたる休校をはじめコロナ禍で大きなストレスを抱えており、学びと成長への抜本的な支援が必要です。学生は、大学のキャンパスにさえ入れず、バイトもできない苦しい学生生活を強いられ、2割の学生が「退学を考える」という事態になっています。
長期休校など大きな負担を強いられた一人ひとりの子どもの学び、心身のケア、感染対策をはかるために、少人数学級は喫緊の課題となっています。
――義務教育標準法、高校標準法を改正し、正規教員を配置して少人数学級をすすめる。必要な教員を確保するために、処遇改善、長時間労働解消のための施策を徹底し、教員免許更新制を廃止する。
――学校再開後も小中高生の7割がストレスを感じているという調査もあり、子どものケアは引き続き重要になっている。「遅れへのあせり」から「詰め込み」に走るようなことなく、子どものストレスに配慮した学習計画と学校運営を行うようにすること。