こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.10.13] -[活動トピックス]
客観的事実をお伝えします。
そもそも八尾市は前市長のもとで、公立保育所・幼稚園(26ヶ所)を5つの認定こども園にする大規模統廃合を行いました。R1年から5つの公立認定こども園と私立体制となっています。
公民で「すべての子どもを受け入れる。」それがうたい文句でした。
懐かしいビラです。当時のママ・パパが全力で頑張っていたときの。(今も頑張っています)
(前市長の時)
その結果です。
まず1号(3歳児以上の幼児教育希望)
10月12日(月)に抽選会が行われました。※ 参加人数はわかりません。
3歳児の募集と応募状況(R3年度10月)
公立西郡認定こども園12人募集に応募20人、
公立安中募集20人、応募39人、
公立東山本募集20人、応募28人、
公立志紀20人、応募28人、
公立南山本、募集20人、応募41人
私のものとに声が届いています。
3歳児もどこも抽選大変なことになっています。こども園になって最悪な状況です。
抽選行ってきました。もう息がつまるすごい雰囲気でした。幼稚園なくさなければこんなことにならなかったのに、、って悔しいです。私立も行きたいところはいっぱいだったり、なんで幼稚園なくしたのか疑問で仕方ないです。
4歳児の保護者からも(5歳時にはなんとしても入りたい)
去年も待機で1年間待った。
せめて地域にいる子どもの数を把握して、地域で入れるようにして欲しい。入れないまま小学校に上がることになる。地域で入れるように考えて貰いたい。
保育園も大切ですが、幼稚園のことも本当に考えて欲しい。
公立認定こども園の1号の受け入れは、全体の2割です。(R2年度6月議会文教資料より)
1号認定は全体で1612人(6月議会資料)。うち公立で受け入れているのは230人。(9月議会答弁)約14%です。
これから保育の募集も11月から始まります。保育はもっと深刻です。R2年度4月の保育希望に入れなかった子供の数は263人。例年10月には2倍近く増加します。
R4年とかR5年の話では遅すぎるのです。今目の前の子どもに向き合うべきです。
少なくともこのような状況ならば、公立末広・荘内保育所を廃園して2年間の空白を作るのではなく、継続して保育を受け入れるべきです。公立で保育の枠を増やせば、公立で1号の枠も増やすことができます。
民間任せは無責任です。
公立を大規模に減らしてこうなっているのだから、公立で対応するのは当たり前です。