こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2020.12.14] -[活動トピックス]
12月議会の保健福祉常任委員会では、10万円(特別定額給付事業)の未申請者、約2000世帯ほどに、訪問勧奨を行った結果が報告されました。
八尾市では、この10万円給付の時に、書き方などわからない市民対象とした市役所での窓口対応も行いました。約6000人の方が利用をしました。「わからんかったら市役所に聞きに行ったらええで。」の声を当時お聞きしています。
今回、未申請者約2000世帯に対して、委託業者と市職員、高齢者安心センターで訪問勧奨を行いました。さらにその後に実態把握も含めて約350件ほど市の職員が訪問。その結果申請者も含めて事業後にも再訪問や支援が必要だと判断した世帯数が47件あったということです。
最終的には未申請者は159世帯となったということです。
今回の勧奨対象者や訪問によって、状況をつかみ成果を得ることができたそうです。
40代から50代の男性の一人暮らしの方が多かったこと。中には8050問題に関連するケースもあったということ。
書き方がわからない方、認知症の初期症状の方や(地域包括に結びつける)、足が不自由で出向かれない方なども。
郵便物がたまっている、電気メーターが回っていない、ゴミが放置されているなど何らかの異常がある可能性があれば市職員が近隣に聞き取りを行なって状況把握を行いました。
今回の事業を行なって1番の変化は、関わった職員の意識の変化ということでした。アウトリーチの大切さ、問題に向き合う意識の向上、地域の協力の力など。
協議会資料より一部抜粋