こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

府営住宅のバリアフリー化を 障害児編

[2012.5.18] -[くらし・労働なんでも相談]

あるお母さんから連絡がありました。

「重度障害の子どもがいます。だから府営住宅も一階です。しかし子どもが成長するにつれ、玄関までの数段の階段の移動が困難になってきました。なんとかできるのでしょうか。わがままでしょうか・・・。」という相談でした。

お聞きすると電動車いすはまだ使えず、バギーで移動ということ。「わがままではありません!府営住宅で両端の部屋ですがベランダからの出入りができるようにしているところもあります。要望をあげていきましょう。」とお答えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八尾市内の府営住宅

ところが、このお母さん、府営住宅を管理を丸投げされている民間会社に相談をしたところ、ほぼ即答で「できません。」という答えだったということでした。

しかも大阪府に相談もせずに・・・。

ただちに、前府会議員の小松ひさしが大阪府庁に連絡をとって、職員が「何とかできないか」という立場で現地調査をするということでした。

民間会社に丸投げとはまさに、公的責任を入り口で放棄し、市民にあきらめさせるということだなあと思いました。

本当にひどい話です!!

何でも民間委託、その結果は弱いものいじめ!