こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

八尾空港にオスプレイ⑤

[2013.6.8] -[インフォメーション活動トピックス]

 今、大阪でテレビで官房長官がでて、八尾空港のオスプレイの問題が取り上げられていました。

しかしこの番組での官房長官と司会者の発言に、重大な問題があります。

まず一点が司会者の発言。「オスプレイはとりわけ危険ではない。」しかし、沖縄のすべての自治体が、オスプレイ撤去のを求め政府に建白書を提出していることをどう考えておられるのでしょうか。

二点目が官房長官の発言です。「自治体からオスプレイの訓練の一部の受け入れの提案があった。」自治体ってどこの自治体ですか。大阪府ですか。八尾市と八尾市議会が大阪府に公印付きの要請文を送り、大阪府知事あてに発言の真意を確認する文章を送りましたが、府副知事からのお返事は「大阪府では議論していない」という主旨でした。
八尾市は提案どころが、承知していない。何も聞いていない。反対だ。ですよ!

そして三点目は、「維新は、辺野古沖を埋め立て、米軍新基地建設を認めたうえでその負担軽減のために今回の動きになったと説明を受けた」という官房長官の発言です。

 八尾空港周は、住宅密集であり、オスプレイの機体が不安定になる「転換モード」に入るのは、着陸地点の5キロ手前からです。周辺の市街地を危険な状態で飛ばなければならず、空港周辺だけではなく、大阪全体の問題となります。
 そもそも、八尾空港でのオスプレイの運用は現状では不可能です。オスプレイの重量は16トンに達し、八尾空港は、最大5.7トンを大きく上回るからです。
 
 沖縄県民の願いは、訓練の分散ではなく、普天間基地の撤去、オスプレイの配備撤回です。橋下氏の提案は、沖縄辺野古への新基地をも前提としており、二重にも、三重にも県民の総意を踏みにじるものです。
 慰安婦発言、風俗活用発言の問題をかわすために、党利党略でオスプレイ問題を扱い、八尾市民の命と安全、沖縄の総意をもてあそぶのは許されません。

抗議の宣伝行動中!

日本共産党八尾市会議員団と前府会議員の小松ひさし、東大阪市議も応援にかけつけました!