こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2016.6.2] -[インフォメーション]
私も参加しよ!6月9日には、私もこの問題で個人質問を本会議でします。
個人質問の原稿です。
2016年 6月議会 個人質問 山城公園 NO.2
3月議会に引き続き、公園問題について質問させていただきます。
八尾市では、市民1人当たりの公園面積が2.7m2であり、大阪府平均5.32m2、全国平均9.92m2より大きく下回る結果となり、大阪府内43市町村のうち34番目となっています。
“八尾市緑の基本計画”では、一定の大きさがある街区公園を小学校区に4つが必要であるとし、公園整備を進めていく方針が記されています。この計画に基づくと八尾市内にはあと47の街区公園が必要となってきます。そして、や尾市が整備をする必要があると計画のたてた公園が16か所あり、未だ未整備となっています。
第5次総合計画では、5年後までには市民一人当たりの公園面積を2.79 ㎡にするため、0.09 ㎡増加させるとしています。これは24,000㎡の面積を増やすことであり、2500㎡規模の街区公園の10個分です。この目標を実現させるための公園整備計画を示してください。この整備面積で十分だとお考えなのかお聞かせください。
3月議会でも指摘をしたように未整備公園の補完的役割をしている現在40の児童遊園・運動広場が減少を続けています。この減少をくい止め、増加をさせる努力が必要ではないのでしょうかご答弁ください。
さて、山城4丁目児童遊園・運動広場は、個人の土地をお借りし、40年間にわたって地域に親しみ続けられた公園でした。しかし所有者が土地の返還を求められ、8月末で閉鎖される予定です。
3月の議会では、子供たち、地域の思いを込めたメッセージが集められ、その紹介をし、地域の公園が消滅することに対して、市として手立てを打つべきだと質問、追及をさせていただきました。
また、用和小学校区では、山城4丁目公園がなくなると、小学校区で4つの配置をめざす街区公園はたった2つになります。
「公園をつくりたい、地元の思い、市民の思いはしっかり我々は受け止めなければならない。」「代替え案をお示しできるか吟味したい。」とご答弁がありました。この答弁は、前向きなものとし受け止めたいと思います。
ただ根本的には、その間も緑の基本計画にもとづく公園の整備をどう進めていくのか、このことが問われているのではないでしょうか。
そこでお聞きしたいと思います。北本町4丁目に北本町第二公園という都市計画公園の計画があるものの未整備の状態で放置されています。
3月議会では、「都市公園の整備が優先。」とご答弁がありました。この幻の北本町4丁目公園の整備にどのような努力をされてきたのか、また今後どのような努力、働きかけをしようとしているのかお答えください。
ここで、一番現実的で具体的な提案をさせていただきます。山城4丁目公園の土地が所有者に返還され、今度その土地が売却されるでしょう。市としてこの土地を買収し、都市公園の計画変更を行い、山城4丁目公園跡地を都市計画公園にすることを求めます。ご答弁ください。また、このことは法的に可能なのかご答弁下さい。
3月の議会では、「公拡法や生産緑地の申し出があれば買収を庁内で検討する。」とご答弁もありました。
具体的にどういう手続きが行われ、どのように検討されるのかお答えください。
そもそも市街地での生産緑地地区の指定要件の一つは、「この土地が公害等の防止、農林漁業と調和した都市環境の保全等の効用、公共施設等の用地に適。」とあります。
買取の申し出に対し、特別の事情がある場合に限り、買い取らない旨が通知されます。
買い取った場合は、この法律の目的に従った適切な管理(公園・緑地等)としての整備が求められるものです。
用和小学校区でこれらに該当する事案があった場合、買収を検討するのかお答えください。また、買い取らない場合はどのような特別な事情があるのかお答え下さい。
次に一部報道動された大阪府知事の発言についてお聞きします。
一部報道によりますと6月1日に“米軍の新型輸送機オスプレイなどを使った訓練受け入れを検討していることを明らかにした。”とあります。
八尾空港が立地する自治体として、“どの場で、なにが、どう検討されているのか”ご存知でしたらお答え下さい。
平成25年には八尾市長、市議会ともども八尾空港にオスプレイは反対という表明をおこなっていますが、今回の知事の発言はその思いを大阪府知事としてどう受け止めておられるのかと理解に苦しむ発言です。知事に発言の撤回を求めるべきだと考えますがご答弁ください。