こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

個人質問報告 速報 公立幼稚園の休園措置止めよ!など八尾市の姿勢に批判相次ぐ

[2016.6.13] -[インフォメーション活動トピックス]

市長は市民の理解は進んでいるので計画を進めるといっているが本当にそうでしょうか?

11日には子育て市民フォーラムが開かれ、立ち見がでるほどの大盛況。あらためて八尾市の計画が国の悪政を持ち込み子どもたちに押し付けるものであるということが明らかになりました。

また、9,10日の個人質問では、日本共産党だけでなく、他の会派の議員さん(4人)が次々と「休園やめよ」「計画の先送りを」「八尾市のビラは市民への挑戦状。」「市民の批判の声に耳をかさないのは、民主主義の根幹にかかわる。」と表明。

広がる市民運動に呼応して議会での追及も党派を超え、議会を揺るがしていることは間違いありません。

 

日本共産党おち議員からは、5歳児がバラバラになる、公立幼稚園(八尾、久宝寺、美園、高美、西山本、北山本)の休園措置を止めるよう質問。

教育委員会は、休園の基準である2年連続15人以下がなぜ休園にしなければならないのか、科学的根拠を示すことは出来ませんでした。

「少人数は子ども達に悪い影響があるかもしれない、不安だから。」とわけのわからない答弁に終始しました。

ようは早く幼稚園をつぶしたい、そのための方便に過ぎません。安中幼稚園は15人以下なのに、最初から休園基準が適用されず、存続する理由も示すことができませんでした。

休園措置については、共産党だけでなく、他の会派の市議からも「絶対反対だ」と表明がありました。

傍聴席にも保護者の姿が見られました。

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これは、共産党が作成した”平成31年度の認定子ども園の開園に向けて公立幼稚園が全廃される計画スケジュール”を明らかにしたものです。

子どもの成長発達の保障を間違いなく踏みにじる計画です。

また、公立を大幅に減らすことでその受け皿を民間に委ねていくことになるのですが、民間では家庭の経済格差が、施設選びの格差になること、中には経済的困難で通うことができなくなること、距離が遠すぎて物理的に通えなくなる例も指摘しました。

しかも、今回の議会で明らかになったのは、私立の受け入れ状況が、平成29年の6月にならなければ確定ができないということです。

そのため、急きょ全廃する予定だった公立幼稚園のうち3園(用和・竜華・南高安)を平成31年度には廃止しないことになりました。

別の会派の議員からは、「計画が変化している。確定するまで計画は実施すべきではない。先送りを。」と批判がありました。

市民合意のない計画を推し進める八尾市の姿勢に共産党含め6人が質問。

「批判の声に耳をかさないのは民主主義の根幹にかかわる。」

「八尾市の税金投入ビラは市民への挑戦状。」

「市民の声を、心ない批判とか誹謗中傷と決めつけるのはおかしい。」など。

今回の税金投入ビラが市民的批判をさらに呼び起こしていることが明らかになりました。

また、共産党は、保育の希望者が増えており、今年も200人が入所できておらず、このままでいくと大量の保育難民が生まれる可能性があると指摘。

保育の希望者の見込みの予測を見直し、保育所整備を抜本的にすることを求めました。

しかし、八尾市は「保育の希望者は減る場合もある。」と正面からこの問題に向き合おうとしませんでした。

つまり、平成31年度以降の36施設のままでは、大量の保育難民が生まれるかもしれないのに、その事態に向き合おうとしていません。

答弁も部長と市長が食い違ったり、やりあったり・・・。仲間割れ?と思う一幕もありました。

次回は、6月20日の文教常任委員会での請願審査です。

八尾市のこの計画に市民的論議を!

休園措置や土地の買収やめよなど

審査します。

ぜひ傍聴に!10時から市役所8階委員会室にて。