こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2016.10.3] -[インフォメーション・活動トピックス]
八尾市公立認定こども園整備計画では、平成31年度までに、公立幼稚園を休園・廃園します。
休園基準は、2年連続で4歳児の応募数が15人未満。(市民説明会では平成28年3月末日入園応募数と表現。)休園は、平成29年度から実施をします。
ところが、議会には、いまだに平成28年3月末日の応募数が提出されていません。
平成28年㋂31日の入園児数が示されている資料(平成28年4月1日臨時の教育委員会議に提出)は示されていますが、これは”応募数”ではありません。
教育委員会に資料提出を求めていますが、不十分な回答にとどまり、現在議会への申し入れと情報公開請求に踏み切りました。
教育委員会は、”応募者数”と”入園児数”は一緒だと主張していますが、これは、事実と異なります。
例えば、
高美幼稚園では、平成27年10月の時点で、応募数が17人で17人の入園決定が行われたのち、入園辞退者が4人でて、平成28年㋂31日の入園児は13人となっています。
八尾幼稚園では、平成27年10月時点での応募者数は13人。しかしその後応募が2人増えて、15人へ、入園決定者は15人となりました。しかしその後、入園辞退が1人でて、平成28年3月31日時点では、入園児は14人となっています。
入園児数は、入園辞退によって、減少することがあっても、応募者数は減少しません。
今事実確認を行っていますが、高美と八尾は、本来休園候補園にならない可能性があります。
これが事実だとすれば、教育委員会議にも議会にも事実と異なる数字を報告していたこととなります。
なにが”こどもの最善”か。
市民の信頼を失墜させる行為です。休園措置はもとより、公立認定こども園計画の中止を求めるものです。
日本共産党市会議員団は、休園措置について緊急の声明文もだす予定です。