こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

4月からの中核市移行に問題あり!③ 医師確保に課題あり

[2017.12.5] -[インフォメーション活動トピックス]

昨日の本会議の個人質問で、日本共産党から中核市移行を質問。

重大な問題が明らかになりました。

中核市移行は、保健所の運営を府から市にかわるのがメインといっても過言ではありません。

保健所の設置で一番かなめになるのは所長になる公衆衛生専門の医師確保です。

来年4月からの移行で、その直前の12月議会の時点で、その医師確保の係る問題で未だに課題があることが明らかになりました。

まず、所長となる医師の確保は、大阪府の人事異動の結果(4月1日)がでないと言うことはできない。

ということは、所長さんは、大阪府の職員としてとりあえず八尾市の保健所に残るということ。

大阪府は、中核市移行に伴い、医師を派遣はしますが、期間限定です。

その後の医師確保の課題は解決されず、先延ばしとなっています。

しかも、二人医師体制と明言していたのに、現在もう一人については、現在公募中。

結局、特例市の集まりが中核市へ移行するためにだした要望書でも指摘をしていた医師確保の問題が、現実問題としてわが身に降りかかってきているということです。

医師確保が、大阪府の責任から八尾市の自己責任へ。

そんな中核市移行に保健所の未来はあるのでしょうか?

昨日の質問は、猫も杓子も中核市が、公衆衛生の在り方を大きく変えてしまうことへの実感と、その一員となっていいのかという問題を突きつけた質問となりました。

その他、精神保健のケースワーカーの問題など取り上げました。

このままでは、保健所の機能は低下すると、現場から出ている声は切実です。

中核市に関する30を超える議案は、今週の木曜日から始まる各種常任委員会で審査されます。

メインは、来週月曜日の保健福祉常任委員会です。

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