こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

三月議会の総括③ 副市長人事に退場

[2018.3.29] -[インフォメーション活動トピックス]

昨年の12月議会で電撃退職をした副市長のポストが空席でした。

ちなみに退職の理由は「一身上の都合」。それ以上は何も確認できませんでした。

12月議会の時点では、2に体制の副市長が一人になるが、万全の体制で臨んでほしいと要望を伝えました。

今回、3月議会の最終本会議で副市長の選任に議会としての同意を求める議案が市長から提案。

国土交通省の国家公務員の肩を迎えるということでした。同時に2年で国に帰ることも想定しての条例改正(退職金関係)も行われました。

中央官僚を八尾市の副市長に就任させるのは、初めての経験なので、なぜなのか説明を求め質疑をさせていただきました。

主な答えは以下の点

平成30年度は、次期総合計画・都市計画マスタープランの検討を始める。都市基盤整備に力を発揮してもらいたい。

八尾富田林線の整備促進、大阪柏原線、西側跡地など。

みんな大阪府道や国道や国有地やん。

国からの地方を見る視点が八尾市には欠けおり、地方創世をさらに進めていくため。

八尾市の財源だけでは足りないのでふや国の力も借りる。などなど。

平成29年の1月から市長が国土交通省に紹介をかけて森技官と打ち合わせをしてきたと答弁もありました。

日本共産党は、「いろんなことを考えての人事案件だということは理解できる。」としながら「現在八尾市は地方創世のもと、公立幼稚園・保育所を26から5つに大規模リストラ、出張所の窓口業務は全廃、図書館、市営住宅は指定管理者。今度は、国道・大阪府道・国有地の大型開発を進めるために国土交通省から官僚まで呼び副市長へ据えることにはなはだ疑問を感じる。」「副市長は2人必要だが、人事は政策、その立場で行くとこの政策には同意しかねる。」

という理由で退場をしました。(態度保留)

他の会派の議員さんも質疑を行いました。その中で「前副市長に大所高所で意見を伺う。」とか「常勤ではしんどいので。」という市長の答弁に疑問を感じました。

年度途中に一身上の都合で職を辞した人に、何らかの形でカムバックということでしょうか?ありえない話です。

もし公式にそんなことになれば、「院政?」というささやき声も聞こえてきそうです。

源頼朝

院政といえば、白河上皇。左上の人物。このイラストが小さい頃から刷り込まれているのは私だけでしょうか。