こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。

平成30年度の公立幼稚園の児童数判明。凸凹格差に保護者の意向がくっきりと表れる。

[2018.5.16] -[インフォメーション活動トピックス]

平成31年度には、16園が廃園となる公立幼稚園。(3園は、平成33年度に廃園、3園はすでに休園)

今年は、その最後の経過年となります。

子どもの集団規模のためとか、子どものためとか言いながら、その結果がこれです。

以下の各公立園の児童数を見てください。

5才児のみの園

山本 20人

久宝寺 15人

大正 28人

高安 8人

曙川  14人

高美 15人

美園 15人

永畑 11人

5才児だけで10人前後の園が多数を占めています。これが望ましい集団規模、幼児教育なんでしょうか。

しかも大正は28人も5才児だけでもいてるのに、なんで廃園にするのでしょうか。

今年、4歳児募集をして廃園を止めるべきです。

 

5つの継続園も課題が見えてきました。

安中    4才(19人)、 5才(15人)

南山本   4才(22人)  5才(32人)

志紀    4才(26人)  5才(29人)

東山本   4才(26人)  5才(21人)

長池    4才(11人)  5才(17人)

とりわけ長池幼稚園は、4歳児が激減で、5歳児から西郡の認定こども園に移動するのを明らかに避ける意向が感じられます。「2年継続で…。」「せめて同じ中学校区で…。」そんな声が聞こえてきます。

 

はっきり表れているのが平成33年度廃園予定の3園の傾向

用和      4才(42人) 5才(20人)

龍華      4才(46人) 5才(40人)

南高安     4才(20人) 5才(25人)

用和・竜華は、継続園をはるかに上回る児童数。保護者の選択の意向がはっきりと表れています。

成30年度の公立幼稚園の児童数は4才児212人、5才児で325人、合わせて537人。

これが、平成31年度の公立の、4,5歳児の受け入れは、公立認定こども園で4才児は、30人×4カ所+20人で合計140人。

5才児は継続園からの受け入れで新たな募集は不明。

平成30年度でも4歳児の児童が212人もいるのに、公立認定こども園の枠では足りないことは明白です。

公立幼稚園3園での完全な受け入れが求められます。そして抽選を行わないことが必要です。

しかも、公立幼稚園と給食付きで保育時間も長い認定こども園の保育料が一緒であるという事に納得がいきません。

それならば、3園の公立幼稚園も3才児保育を実施して、給食をつけて、保育時間の延長をはかるべきです。それか保育料を安く!同時に並行して存在するのでその矛盾ははっきりと目に見えます!

しかしこれで平成31年度はすべての子どもが本当に入れるの?!?!

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