こんにちは。日本共産党八尾市議会議員 田中裕子です。
[2018.6.2] -[インフォメーション・活動トピックス]
6月議会の個人質問で、高齢者の「聴こえ」について取り上げます。
「聴こえ」は人と人のコミニケーションと社会参加には、不可欠な機能ですが、年を取ると加齢による難聴が増えてきます。
その際、ぶつかるのが補聴器の問題。日本では、補聴器の普及率が低く、公的支援もあまりにも不十分で遅れた国となっています。
補聴器がないと会話の半分が理解できななく、行き違いがあったり、会合などで責任のある立場にあっても取りまとめができなかったり・・・。
補聴器を手に入れようとすると、まずぶつかるのがその値段の高さ!ウン十万円。しかもピンキリ。
そして調整がむつかしいーい。途中で紛失したり!(とても高価なものだったそうな)
私がお話をお聞きしている方は、会議に出席し、責任ある立場の方が多く、一番困っているのは、人がたくさんいているところでの聞き取りでした。
「雑音と発言者の声が同時に入ってくる。」
普段の生活では補聴器の満足度は8割ですが、会合や集会の場では5割と答えられています。
公的支援も貧しく、障害者手帳(聴覚)は6級から取得できますが、70dbの壁は高く、八尾市で手帳による補聴器の補助を受けているのは200人程度ということです。
手帳を取得できたら、非課税の方や生活保護の方は無料で、課税の方は、一割負担です。
関東の方では、軽度中度の方への一万円ほどの助成事業を行っているところもありますが、八尾市では障がい児のみです。
この前、八尾市のNPO法人が運営する自立支援センターが”聴こえ””補聴器”の相談を月一回行っているのを見つけました。
こんな相談できる場もあるんですね。珍しいのでは?
よければご協力いただけませんか。
みなさんお”聴こえ”について教えていただけませんか?
”聴こえ”で困っていること。
補聴器で困っていること、要望。
公的支援の拡充の要望など。
メールは kenpou9jou96@gmail.com です。
ご協力よろしくお願いいたします。